
菅木志雄
サイズ:A5判、210×148mm頁: 256ページ 、ソフトカバー
ブックデザイン:小沼宏之
言語: 日本語、英語
[特典]
小説『双天のゴライアス』
サイズ:文庫版
頁: 584ページ、ソフトカバー
ブックデザイン:小沼宏之
言語:日本語
発行:ヴァンジ彫刻庭園美術館
発売:NOHARA
刊行日:2015/2/12
ISBN:978-4-904257-29-6
価格:¥3,080(税込)
在庫あり
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「もの派」を代表する美術作家 菅木志雄の作品を、多数の論考により現代の視点から読み解くヴァンジ彫刻庭園美術館「菅木志雄」展覧会カタログ。
特典に、菅による書き下ろしミステリー小説『双天のゴライアス』付。
作品もまた〈もの〉であるという観点から、わたしは、〈場〉が生まれる瞬間とは、どういう状態なのだろうと、ずっと考えつづけてきた。
――菅木志雄(本書より)
菅木志雄(1944-)は、1960年代後半より木や石などを用い、〈もの〉とそれを取り囲む〈場〉を探求し続けている美術作家です。多摩美術大学に学び、在学中の1967年にシェル美術賞展で第一席に入選した菅は、当時「もの派」の作家の1人として注目を浴びました。自然物や建材を、仮設的に配置する独自の制作手法によって、約半世紀にわたり第一線で活躍し続ける菅の作品には、刻一刻と変化する私たちを取り巻く複雑な環境に向かい、普遍的な構造を抽出しようとする鋭敏な感性が反映されています。
本書では、展覧会展示風景とともに、80年代以降の作品制作の様子を収めたドキュメント写真を収録。作家の未発表論考を含めた美術評論家、学芸員ら寄稿者による多数の論考によって、近年の国際的な評価とともに現代的な意義が改めて問われる菅木志雄の作品を、多面的に読み解いていきます。
[寄稿/再録]
菅木志雄、倉石信乃(明治大学教授)、佐藤毅(グラフィック・デザイナー)、建畠晢(京都市立芸術大学学長)、谷新(宇都宮美術館館長)、千葉成夫(美術評論家/中部大学教授)、峯村敏明(美術評論家/多摩美術大学名誉教授)、森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)、吉竹美香(ハーシュホーン美術館彫刻庭園アシスタント・キュレーター)
特典に、菅による書き下ろしミステリー小説『双天のゴライアス』付。
作品もまた〈もの〉であるという観点から、わたしは、〈場〉が生まれる瞬間とは、どういう状態なのだろうと、ずっと考えつづけてきた。
――菅木志雄(本書より)
菅木志雄(1944-)は、1960年代後半より木や石などを用い、〈もの〉とそれを取り囲む〈場〉を探求し続けている美術作家です。多摩美術大学に学び、在学中の1967年にシェル美術賞展で第一席に入選した菅は、当時「もの派」の作家の1人として注目を浴びました。自然物や建材を、仮設的に配置する独自の制作手法によって、約半世紀にわたり第一線で活躍し続ける菅の作品には、刻一刻と変化する私たちを取り巻く複雑な環境に向かい、普遍的な構造を抽出しようとする鋭敏な感性が反映されています。
本書では、展覧会展示風景とともに、80年代以降の作品制作の様子を収めたドキュメント写真を収録。作家の未発表論考を含めた美術評論家、学芸員ら寄稿者による多数の論考によって、近年の国際的な評価とともに現代的な意義が改めて問われる菅木志雄の作品を、多面的に読み解いていきます。
[寄稿/再録]
菅木志雄、倉石信乃(明治大学教授)、佐藤毅(グラフィック・デザイナー)、建畠晢(京都市立芸術大学学長)、谷新(宇都宮美術館館長)、千葉成夫(美術評論家/中部大学教授)、峯村敏明(美術評論家/多摩美術大学名誉教授)、森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)、吉竹美香(ハーシュホーン美術館彫刻庭園アシスタント・キュレーター)