
須田悦弘 ミテクレマチス
※好評につき完売いたしました
ブックデザイン:下田理恵※好評につき完売いたしました
編集:森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)
サイズ:A5判、210×148mm
頁:72ぺージ、ソフトカバー
言語:日本語、英語
販売:NOHARA
発行:ヴァンジ彫刻庭園美術館
刊行日:2018/6/9
ISBN:978-4-904257-44-9
価格:¥1,320(税込)
在庫なし
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本書は、展覧会「須田悦弘 ミテクレマチス」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡、2018年4月22日–10月30日)の関連書籍として刊行されます。
須田悦弘は、本物と見間違えるほどに精巧な花や草木の彫刻作品をインスタレーションと呼ばれる展示方法で発表し、国内外で高い評価を受けている美術作家です。独学で木彫の技術を身につけた須田は、薄い花びらや葉、細い蔓などを朴の木から繊細に彫りおこして彩色し、さまざまな植物を制作してきました。たった一輪の花や小さな雑草の作品が置かれることで、空間全体の見え方が大きく変わり、私たちに新鮮な驚きをもたらす須田の作品は、見ることそのものの意味を静かに問いかけているようです。
本書は、作家にとって尽きることのない魅力をもつクレマチスの最新作を中心に、ヴァンジ彫刻庭園美術館での展示風景の図版を、計17点収録した展覧会カタログです。さらに、これまでに制作してきたクレマチスの作品や学芸員による論考などを収め、園芸品種としての歴史や造形的な美しさへの関心から、対象を深く観察し作られる須田の作品の魅力を堪能いただける構成となっています。
【寄稿】森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)
須田悦弘は、本物と見間違えるほどに精巧な花や草木の彫刻作品をインスタレーションと呼ばれる展示方法で発表し、国内外で高い評価を受けている美術作家です。独学で木彫の技術を身につけた須田は、薄い花びらや葉、細い蔓などを朴の木から繊細に彫りおこして彩色し、さまざまな植物を制作してきました。たった一輪の花や小さな雑草の作品が置かれることで、空間全体の見え方が大きく変わり、私たちに新鮮な驚きをもたらす須田の作品は、見ることそのものの意味を静かに問いかけているようです。
本書は、作家にとって尽きることのない魅力をもつクレマチスの最新作を中心に、ヴァンジ彫刻庭園美術館での展示風景の図版を、計17点収録した展覧会カタログです。さらに、これまでに制作してきたクレマチスの作品や学芸員による論考などを収め、園芸品種としての歴史や造形的な美しさへの関心から、対象を深く観察し作られる須田の作品の魅力を堪能いただける構成となっています。
【寄稿】森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)