2024年9月20日放送の、フジテレビ「ノンストップ」の「中山優馬のゆウマいごはん」コーナーで紹介された「カツオのガーリックステーキ」のレシピをご紹介します。新鮮なカツオをガーリック風味でこんがりと焼き上げ、さわやかなヨーグルトとディルのソースでいただく洋風の一品です。
刺身用のカツオを使うので簡単に作れ、香ばしいガーリックと酸味のあるソースがよく合います。ぜひご家庭でお試しください。
カツオのガーリックステーキについて
カツオは、たんぱく質が豊富で低カロリーな食材として人気があり、特に初夏から秋にかけてが旬です。このレシピでは、ガーリックの香ばしさを活かしたステーキ風に仕上げ、ヨーグルトソースがさっぱりとした風味を加えています。ディルの爽やかな香りと、ワサビのピリッとしたアクセントが全体を引き締め、奥深い味わいが楽しめます。
材料(2人分)
- カツオ(刺身用・血合いを除く) 1サク(約300g)
- 塩・コショウ 各適量
- ニンニク 4〜5かけ(約50g)
- オリーブオイル 大さじ1と1/2
- しょうゆ 小さじ1
A(ソース用調味料)
- プレーンヨーグルト(無糖) 50g
- ディル(枝ごと刻む) 1パック(約10g)
- オリーブオイル 小さじ1
- ワサビ 小さじ1
- 塩 小さじ1/8
作り方
- カツオの下準備
- カツオは刺身用のものを用意し、血合いを取り除きます。
- キッチンペーパーで水分を軽くふき取り、両面に塩・コショウを適量ふって下味をつけておきます。
- ニンニクの準備
- ニンニクは半分に切り、芯を取り除きます。
- 耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分ほど加熱します。加熱後はペーパータオルで水気をふき取ります。電子レンジで加熱することで、ニンニクの辛味が和らぎ、ほくほくとした食感が引き出されます。
- カツオとニンニクを焼く
- フライパンにオリーブオイル大さじ1と1/2を入れ、中火で熱します。
- 下味をつけたカツオとニンニクを入れ、カツオの全体に焼き色をつけます。ニンニクにこんがりとした焼き色がついたら、先に取り出しておきます。カツオも表面にしっかり焼き色がつくまで焼くことで、風味が増します。
- 仕上げの味付け
- フライパンに残った余分な油をキッチンペーパーで取り除き、カツオにしょうゆ小さじ1を回しかけます。しょうゆを少量使うことで、カツオの風味が引き立ち、ほんのり和風の風味も加わります。
- カツオを切り分ける
- カツオをフライパンから取り出し、2cm幅に切ります。
- 焼き色がついたニンニクと一緒に器に盛り付けます。
- ソースを作る
- Aのプレーンヨーグルト(無糖)、ディル(枝ごと刻む)、オリーブオイル、ワサビ、塩をボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。
- ソースの味見をし、塩加減やワサビの辛さを調整します。あればディルを飾りに少し取り分けておくと、見た目が華やかになります。
- 盛り付け
- カツオの上にディルとヨーグルトのソースをかけ、取り分けておいたディルを飾って完成です。
ポイント
- カツオの選び方と下ごしらえ 刺身用の新鮮なカツオを選ぶことが重要です。血合いをしっかりと取り除くことで、臭みが抑えられ、カツオ本来の旨味が際立ちます。
- ニンニクの下ごしらえで風味を柔らかく ニンニクを電子レンジで加熱してから焼くことで、辛味が抑えられ、食べやすくなります。また、芯を取り除くことで、風味がまろやかに仕上がります。
- オリーブオイルとしょうゆで香ばしく カツオを焼くときにしっかりと焼き色をつけることで、香ばしさが増し、旨味が凝縮されます。また、最後に少量のしょうゆを加えることで、風味がぐっと引き締まり、洋風の中に和のアクセントが加わります。
- ヨーグルトとディルのソースでさっぱりと ヨーグルトソースは酸味があるため、カツオの濃厚さとガーリックの香ばしさをさっぱりとまとめてくれます。ディルはヨーロッパでよく使われるハーブで、魚料理に特によく合います。ワサビを少量加えることで、さわやかな辛味がプラスされ、味に深みが出ます。
盛り付けと楽しみ方
カツオのガーリックステーキは、食卓に彩りを添える一品です。皿にカツオとニンニクを盛り付け、ヨーグルトソースを上からかけると見た目も華やかで、おもてなし料理としても喜ばれます。付け合わせにはグリーンサラダやパン、もしくはご飯を添えても相性が良いでしょう。また、ソースを別添えにして、カツオに好みの量をかけながらいただくのもおすすめです。
このレシピは、焼くだけで簡単に作れるため、料理初心者の方でも安心して挑戦できます。香ばしいガーリックとさわやかなヨーグルトソースの絶妙な組み合わせが、カツオの美味しさをさらに引き立ててくれます。