024年のM-1グランプリ準々決勝を突破したドンデコルテが、いま注目を集めています。芸人としての実績や背景だけでなく、彼らがどのようにして現在の成功を築いたのか、その魅力に迫ります。
ドンデコルテとは？
ドンデコルテは吉本興業所属のお笑いコンビで、2019年11月に結成されました。メンバーは以下の2人です。
小橋共作（こばし きょうさく）
- 生年月日: 1989年6月17日
- 出身地: 沖縄県
- 経歴: 吉本総合芸能学院（NSC）東京校19期生
- 芸歴: 過去には「デビルポメラニアン」というコンビを組んで活動。その後、解散を経て渡辺銀次さんとドンデコルテを結成しました。
- 特徴: ネタ作りを主に担当し、その独特な視点と巧妙なワードセンスで笑いを生み出しています。
渡辺銀次（わたなべ ぎんじ）
- 生年月日: 1985年8月2日
- 出身地: 山口県
- 出身大学: 東京都立大学（旧・首都大学東京）
- 経歴: NSC東京校14期生
- 特徴: 主にツッコミ担当。高学歴を活かしたインテリ感と独特のボケに対する的確なツッコミが魅力です。また、舞台上での落ち着いた立ち振る舞いがコンビ全体に安定感を与えています。
コンビ名の由来
ドンデコルテというコンビ名は、「Don」（高位の男性）と「Décolleté」（襟元が開いたデザイン）を組み合わせた造語です。この名前には、高貴さとおしゃれさを兼ね備えた印象を狙った意図があり、海外ドラマに出てくる美しい女優にインスパイアされたそうです。
M-1グランプリでの活躍
ドンデコルテは結成以来、M-1グランプリを主戦場にしてきました。2024年大会では、準々決勝を見事突破し、準決勝進出を果たしました。彼らの漫才は、独特なテーマ設定とテンポの良い掛け合いが特徴で、観客を飽きさせません。
準々決勝では、日常のちょっとした違和感を笑いに昇華させるネタが評価され、多くの観客から支持を受けました。
二人の歩み
小橋さんは、過去に「デビルポメラニアン」というコンビで活動していましたが、解散を経験。この時期を経て培った経験が、現在のドンデコルテでのネタ作りに活かされていると言えます。
一方の渡辺さんは、東京都立大学という高学歴を背景に持ちつつも、お笑いの道を選択。その選択にはリスクもありましたが、現在ではその知性を活かしたツッコミやコンビ間のバランス感覚が高く評価されています。
ドンデコルテの魅力
- 多様な視点を活かしたネタ作り
小橋さんの独創的な発想と、渡辺さんの的確なツッコミが生み出すネタは、若い世代から中高年層まで幅広い層に受け入れられています。 - 確かな実力
NSCで磨かれた技術と、数々の舞台での経験が、2人のコンビとしての完成度を高めています。特に舞台上での掛け合いのテンポ感は必見です。 - ビジュアルとのギャップ
親しみやすい見た目と、意外性のあるネタの内容が観客に新鮮な驚きを与えます。
今後の展望
2024年のM-1グランプリでは、準決勝に進出したことでさらなる注目を集めています。決勝進出となれば、今後のメディア露出も増え、一気に全国区での活躍が期待されるでしょう。
また、舞台以外でも、トークスキルや個々の個性を活かしたバラエティ番組での活躍も視野に入れている可能性があります。
まとめ
ドンデコルテは、過去の経験を活かしながら着実に実力をつけている注目のお笑いコンビです。小橋さんの柔軟な発想と渡辺さんの知性を活かしたツッコミが融合した漫才は、これからの日本のお笑い界を担う存在と言えるでしょう。
M-1グランプリ2024年でのさらなる躍進を期待しつつ、今後の活動にも注目していきたいと思います！
