2024年10月10日放送のNHK『あさイチ』で村上しずかさんが紹介した「ぶどうのマリネ」。山梨県の名産であるぶどうを使った爽やかな前菜やおつまみに最適な一品です。ぶどうの甘みと酸味が絶妙に調和し、さっぱりとした風味が広がるこのレシピは、ワインなどのお酒にもよく合います。フルーツを使ったマリネは、おもてなし料理にもぴったり。彩りも美しく、見た目も楽しめる仕上がりです。
材料(1人分)
- 黒ぶどう(巨峰やピオーネなどの大粒のもの):5粒
- ミニトマト:5個
A(マリネソース)
- レモン汁:大さじ1
- はちみつ:適量
- オリーブオイル:適量
- 塩こしょう:少々
- ディル(飾り用):適宜
作り方
- ぶどうの皮を剥く
まず、ぶどうの皮を剥きます。マリネソースにぶどうの風味を加えるために、剥いた皮は捨てずに取っておきましょう。果肉だけにすることで、ぶどうの甘味が引き立ち、舌触りも滑らかになります。 - ミニトマトの湯むき
ミニトマトは、湯剥きをして皮を取り除きます。トマトの湯剥きのポイントは、お尻の部分に楊枝で小さな穴を開けておくこと。これでお湯に入れた後、スムーズに皮が剥がれやすくなります。湯剥きすることでトマトの酸味がより柔らかくなり、ぶどうの甘さとマッチします。 - マリネソースを作る
小さめのボウルに、Aの材料を混ぜてマリネソースを作ります。レモン汁大さじ1、はちみつ、オリーブオイル、塩こしょうを合わせ、さらに先ほど剥いたぶどうの皮を絞って果汁を加えます。これでぶどうの風味がソースにしっかりと移り、甘酸っぱいフルーティな味わいが増します。 - ぶどうとトマトをマリネ液に浸す
皮を剥いたぶどうとミニトマトをマリネソースに浸します。果物と野菜が一緒にマリネされることで、さっぱりとした酸味と自然な甘味がじっくりと染み込みます。冷蔵庫で最低30分、しっかりと冷やしてください。冷やすことで風味が引き締まり、マリネの味がより深まります。 - 盛り付け
冷やしたぶどうとミニトマトを、彩りよく交互に並べて盛り付けます。最後にマリネ液を全体にかけ、味を馴染ませます。お好みでぶどうの上にディルをあしらうと、フレッシュな香りが加わり、より一層大人向けの風味に仕上がります。
美味しく仕上げるポイント
- ぶどうとミニトマトの皮を剥くことで口当たりが良くなり、味の染み込みが良くなる
マリネ液が果肉に直接染み込むため、ぶどうやトマトがよりジューシーに仕上がります。皮を剥くひと手間が、マリネの完成度をぐっと高めます。 - ぶどうの果汁をマリネソースに加える
剥いた皮から果汁を絞り出し、マリネソースに加えることで、よりフルーティな風味が引き立ちます。レモン汁とはちみつが果汁と合わさり、絶妙なバランスの甘酸っぱさに仕上がります。 - 冷やす時間を確保する
マリネ液にしっかりと浸してから冷やすことで、味が染み込んでさっぱりとした味わいが増し、より美味しくいただけます。夏場はさらに長めに冷やして、涼しさを感じる一皿にするのもおすすめです。 - ディルを飾る
ディルのさわやかな香りがアクセントとなり、甘さを抑えた洗練された大人の味わいに。ディル以外にもバジルやミントなど、好みのハーブをトッピングしても美味しく仕上がります。
甘さ控えめなぶどうのマリネは、前菜としてはもちろん、お酒のおつまみとしてもぴったり。ぶどうの甘みとトマトの酸味が引き立ち、口に入れると爽やかな風味が広がります。秋の味覚を存分に楽しめるこの一皿で、特別なひとときをお楽しみください。