2024年11月12日に放送されたNHK系「きょうの料理ビギナーズ」では、「ハンバーグステーキ」のレシピが紹介されました。このハンバーグステーキは、豚ひき肉と牛ひき肉を組み合わせた肉々しい仕上がりが特徴で、ステーキのような食べ応えが楽しめます。
にんにくを効かせた和風ソースが食欲をそそり、白ごはんにもよく合う一品です。以下に材料と作り方、さらに美味しく作るためのポイントを詳しくご紹介します。
ハンバーグステーキの材料(2人分)
- 豚ひき肉:100g
- 牛ひき肉:100g
- 玉ねぎ:1/4個(約50g)
- パン粉:大さじ2
- 牛乳:大さじ1
- 卵:1/2個(溶き卵)
- 塩:小さじ1/4
- こしょう:少々
- サラダ油:小さじ1
和風にんにくソース
- にんにく(すりおろし):小さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 酢:小さじ1/2
作り方
- 下ごしらえ
- 玉ねぎをみじん切りにし、パン粉は牛乳に浸してふやかしておきます。玉ねぎのみじん切りは、火を通す際の甘みを引き出し、ハンバーグにしっとりとした食感をプラスしてくれます。
- 肉だねを作る
- ボウルに豚ひき肉と牛ひき肉を入れ、さらに玉ねぎ、ふやかしたパン粉、溶き卵、塩、こしょうを加えます。手で全体が均一になるまでよく混ぜ合わせ、肉に粘りが出るまでしっかりと練り込みます。
- 肉だねを2等分し、厚みが均等になるように丸く成形します。真ん中を少しくぼませると、焼いたときに均一に火が通りやすくなります。
- ハンバーグを焼く
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、ハンバーグを並べ入れます。焼き色がつくまで3〜4分間焼き、裏返します。
- 裏返したら、フライパンにふたをして弱火で蒸し焼きにし、さらに4〜5分間焼きます。中心までしっかり火が通ったら、焼き上がりです。
- 和風にんにくソースを作る
- ハンバーグを焼き上げたフライパンの余分な脂を軽く拭き取り、同じフライパンににんにく、しょうゆ、みりん、砂糖、酢を加えます。
- 中火にかけて、軽く煮詰めてとろみがつくまで加熱し、味が馴染むように混ぜます。
- 仕上げ
- お皿にハンバーグステーキを盛り付け、上からにんにくソースをかけます。お好みで付け合わせの野菜(ほうれん草やブロッコリー、ミニトマトなど)を添えると、彩りが鮮やかになります。
美味しく仕上げるためのポイント
- 牛肉と豚肉のバランスがコクの秘訣
牛肉は旨味とコクを、豚肉は脂の甘みと柔らかさをそれぞれ引き出します。2種類のひき肉を合わせることで、ハンバーグの旨味が増し、ジューシーな食感が楽しめます。 - ふんわり食感のためにパン粉をふやかす
パン粉は牛乳でふやかすことで、ハンバーグ全体にしっとりとした食感を与えます。ふやかしたパン粉は肉に均一に馴染み、焼き上がりが柔らかくなります。 - 成形時のくぼみで見栄え良く
肉だねの中央をくぼませることで、焼いている間に膨らんでも形が崩れにくくなります。見た目にも美しく仕上がり、均一に火が通るため食感も良くなります。 - にんにくを効かせた和風ソースでパンチを
ソースにはすりおろしたにんにくが入っており、食欲をそそる香りとピリッとしたアクセントが特徴です。しょうゆ、みりん、砂糖で和風の旨味を出し、酢で少し酸味を加えることで、さっぱりとした後味に仕上がります。 - 焼き上がりの余熱を活用
ハンバーグを焼いたフライパンでソースを作ることで、肉の旨味がソースに移り、さらに濃厚な味わいが楽しめます。余熱を利用してソースに軽くとろみをつけると、ハンバーグにしっかり絡んで絶妙なバランスに。
まとめ
この「ハンバーグステーキ」は、牛肉と豚肉の風味豊かなハンバーグに、にんにくが香る和風ソースを合わせることで、白ごはんとの相性が抜群な一品に仕上がります。にんにくの風味がソース全体を引き締め、食欲をそそる香りでご飯もすすむおかずに。手軽に作れる上にボリューム感もあり、家族の食卓を華やかに彩ってくれます。