NHKの【きょうの料理ビギナーズ】で紹介された「マーボー豆腐」は、豚バラ肉と絹ごし豆腐を使った本格的な中華料理です。シンプルながらも香り高い調味料が効いた贅沢な一皿で、辛味と旨味のバランスが絶妙な一品です。紹興酒や甜麺醤（テンメンジャン）などの本格調味料が、家庭で簡単に再現できるポイントです。
材料（2人分）
- 絹ごし豆腐：2/3丁（200g）
- 豚バラ肉（焼き肉用）：80g
- 細ねぎ：2本
- 紹興酒（または酒）：大さじ1
- 甜麺醤（テンメンジャン）：小さじ1/2
調味料A
- 豆板醤（トーバンジャン）：小さじ1
- みじん切りねぎ・にんにく・しょうが：各小さじ1
- 顆粒チキンスープの素（中国風）：小さじ1
酒溶きかたくり粉
- 紹興酒（または酒）：大さじ1
- かたくり粉：小さじ2
その他
- ラーユ：大さじ1
- 花椒（ホワジャオ/粉）：小さじ1/4
- 香菜の葉：少々
- サラダ油・しょうゆ：常備品
作り方
- 下ごしらえ
絹ごし豆腐は2cm角に切り、豚バラ肉は8mm角に切る。細ねぎは小口切りにする。 - 炒める
フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、豚肉を炒める。肉の色が変わり始めたら紹興酒と甜麺醤を加え、香りが立つまで炒める。 - 調味料を加える
豆板醤、みじん切りにしたねぎ・にんにく・しょうが、顆粒チキンスープの素を加えてさらに炒める。 - 煮る
湯を加え、豆腐と顆粒チキンスープの素、しょうゆを加えて約2分間煮る。 - とろみをつける
酒溶きかたくり粉を回し入れて混ぜ、とろみがついたら細ねぎとラーユを加え、一瞬強火にして火を止める。 - 仕上げ
器に盛り付け、花椒をふり、香菜を添える。
ポイント
- 豆腐の扱いに注意
絹ごし豆腐は崩れやすいため、加える際は優しく扱い、煮るときも混ぜすぎないことがポイントです。 - 辛味の調整
豆板醤の量を増減することで辛さを調整できます。辛いのが苦手な場合は量を減らし、風味を重視したマイルドな味付けにすることも可能です。 - 香ばしさを引き立てるラーユ
最後に加えるラーユが香りと辛味を引き立てるので、ぜひ使用しましょう。辛味を強調したい場合は、量を増やしてもよいです。 - 花椒の香りがアクセント
花椒を加えることで、本格的な中華の風味がプラスされます。粉末を使用することで香りが広がりやすくなります。
アレンジアイデア
- ひき肉でアレンジ：豚バラ肉の代わりにひき肉を使うと、より簡単に作れます。
- 野菜をプラス：ピーマンやきのこを加えてボリュームアップするのもおすすめです。
- 辛味を抑えたバージョン：子供向けには豆板醤を抜き、代わりに甘みを増やすと良いでしょう。
まとめ
「マーボー豆腐」は、簡単な手順で本格的な中華の味を家庭で楽しめる一品です。特別な調味料を少し加えるだけで、奥深い味わいが楽しめます。ぜひ、寒い季節に体を温める一品としてご家庭でお試しください。
