2024年10月6日放送のテレビ朝日系【相葉マナブ】では、相葉雅紀さんが「さんま汁」のレシピを紹介されました。秋の味覚として親しまれる「さんま」を使ったこの汁物は、さんまの旨味がたっぷりと溶け込んだスープが特徴です。さんまのアラを使うことで、深い味わいと香りを楽しめ、しょうがやきのこ類、みょうがなどの香味野菜がアクセントとなり、さらに食欲をそそります。
今回は、そんな「さんま汁」の作り方を詳しくご紹介します。
さんま汁の材料(4人分)
- さんまのアラ 3尾分
- 塩 小さじ1
- 水 600mL
- 酒 大さじ4
- 薄口しょうゆ 大さじ1/2
- しょうが 10g
- ぶなしめじ 適量
- 舞茸 適量
- みょうが 適量
- 青ネギ 適量
作り方(レシピ)
- さんまの準備
- まず、さんまのアラを用意します。さんまの頭部分はえらを取り除き、よく洗います。
- 次に、中骨と腹骨をぶつ切りにします。このひと手間で、後々のスープにしっかりと旨味が溶け込みます。
- 切り分けたさんまのアラに塩を小さじ1ほどふりかけて、約3分ほどおいておきます。塩をふることで、魚の臭みが取れ、臭みのない美味しいスープに仕上がります。
- 塩をふった後、水で洗い流し、キッチンペーパーなどで水気をよく取ります。
- さんまを焼く
- 鍋にさんまのアラを入れ、強火で焼きます。焼くことで、魚の旨味が凝縮され、スープに香ばしさが加わります。
- アラが白っぽくなるまで焼くことがポイントです。この段階で、さんまの脂が少しずつ出てきますが、焼くことで臭みが取れて、より美味しいスープになります。
- スープの準備
- さんまが焼きあがったら、酒大さじ4を加えます。酒を入れることで、風味が一層豊かになります。
- 酒が沸騰したら、水600mLを加えます。水は、スープがやや濃い目になるように調整します。
- 薄口しょうゆ大さじ1/2を加え、さらに味を調整します。薄口しょうゆは色が薄く、味わいが優しいため、だしの風味を引き立てます。
- 具材を加える
- ぶなしめじや舞茸、そしてしょうがの千切りを加えます。きのこ類は、だしがしっかりと染み込んで美味しさを引き立て、しょうがはスープに爽やかな香りをプラスします。
- みょうがを加えることで、風味に深みとさっぱりとした香りが加わり、秋らしさを感じさせてくれます。
- 煮る
- これらの材料を加えたら、全体を軽く混ぜて、中火で煮ます。煮ることで、魚の旨味や香りがスープに溶け出し、具材にも味がしっかりと染み込んできます。
- 約10~15分ほど煮込み、具材にしっかりと味が絡んだら完成です。
- 仕上げ
- 煮上がったら、器に盛り、最後に青ネギやみょうがをトッピングします。みょうがのさっぱりとした風味と青ネギの香りが、全体を引き締めます。
ポイント
- 焼き加減がポイント:さんまを焼くことで、スープに香ばしさと深みが加わります。焼き過ぎないように注意し、白っぽくなる程度で焼き上げましょう。
- アク取りをしっかり行うことで、スープが透明で美味しく仕上がります。アラを焼いた後、水で洗い流すことで、余分なアクや脂が取り除かれます。
- 具材のバランス:きのこやみょうが、青ネギなどの香味野菜は、スープに風味を加える大事な役割を持っています。お好みで量を調整して、より自分の好みに仕上げてみてください。
まとめ
「さんま汁」は、秋にぴったりの温かいスープで、さんまの旨味がギュッと詰まった一品です。焼いたさんまから出る脂と香ばしさがスープに深みを与え、きのこ類や香味野菜の風味が全体を引き締めます。健康にも良いとされるさんまを使ったこのレシピは、秋の味覚を楽しむにはぴったりの料理です。ぜひ、このレシピを試して、家族や友人と一緒に秋の味わいを楽しんでください。