11月5日の『ヒルナンデス』で発酵マイスターの榎本美沙さんが紹介した「塩麹ねぎ鍋」のレシピ。塩麹を使ったこの鍋は、旨味が凝縮されており、豚肉と長ねぎの甘みが絶妙に引き立つ一品です。寒い季節にぴったりな温かい鍋料理で、体も心も温まります。
今回は、塩麹の発酵成分が美味しさを引き立てる「塩麹ねぎ鍋」の作り方を詳しく紹介します。シンプルでヘルシーな具材を使い、だしの旨味と塩麹のまろやかさが融合した絶品鍋です。
材料(2~3人分)
- 豚もも肉(しゃぶしゃぶ用):250g
- 長ねぎ:3本
- 豆苗:1/2パック
- だし汁:3カップ
- 塩麹:大さじ1と1/2
- ごま油:適量
- 黒こしょう:適量
- そうめん(シメ用):適量
作り方
1. 具材の準備
まず、長ねぎを斜め薄切りにします。長ねぎは鍋に入れて煮込むと甘みが引き立ち、スープに深い味わいを加えます。豆苗は半分の長さに切って、食感を楽しめるようにします。
2. 鍋を温める
鍋にだし汁を入れ、中火で温めます。だしは市販のものでも良いですが、もし自分で取ることができれば、昆布やかつお節から取っただしが一層美味しくなります。だしが煮立ったら、塩麹を加えます。塩麹はまろやかな塩気と発酵の旨味が特徴で、鍋の味を一層引き立てます。
3. 具材を加える
だし汁に塩麹を溶かしたら、次に豚もも肉(しゃぶしゃぶ用)を加えます。豚肉はしゃぶしゃぶ用なので、さっと火を通すだけでOKです。長ねぎと豆苗も鍋に入れ、具材がしんなりとするまで煮込みます。
4. 調味
鍋の中身が煮立ったら、ごま油を少々回しかけて香りをつけ、黒こしょうをお好みで加えて風味を整えます。ごま油の香ばしさと黒こしょうのアクセントが加わり、鍋全体の味わいが豊かになります。
5. 食べる
豚肉に火が通り、具材がしっかりと煮えたら、鍋の出来上がりです。具材を取り分けてお召し上がりください。塩麹のまろやかな味わいと、豚肉の旨味が相まって絶品です。
6. シメのそうめん
鍋をひと通り食べ終わったら、残ったスープにそうめんを加えて、シメとして温めます。鍋の旨味がしっかりと染み込んだスープで、そうめんをさっと煮込むだけで、また違った美味しさを楽しめます。こってりとしたスープが染み込んだそうめんは、最後のひと口まで満足感を与えてくれます。
ポイント
- 塩麹を適量加える:塩麹の量はレシピ通りに大さじ1と1/2を使うと、まろやかな塩気がちょうど良いバランスになりますが、お好みに合わせて調整しても良いです。塩麹の発酵成分が具材に深みを与えます。
- ごま油を仕上げに使う:鍋にごま油を回しかけることで、香ばしさと風味が加わり、料理全体の味が引き締まります。
- シメにそうめんを使う:塩麹のスープが染み込んだそうめんは、食欲をそそる美味しさです。そうめんの代わりにおじやや雑炊にしても良いです。
まとめ
榎本美沙さんの「塩麹ねぎ鍋」は、塩麹のまろやかな塩味と発酵の深い旨味が際立った鍋料理です。豚肉と長ねぎ、豆苗というシンプルな具材でありながら、その美味しさは格別で、心も体も温まる一品です。寒い季節にぴったりのレシピで、家族みんなで囲んで楽しむことができるでしょう。
シメのそうめんも美味しく、最後まで飽きずに食べ進められる鍋料理です。ぜひ、家庭でも試してみてください。