11月5日の『ヒルナンデス』で発酵マイスターの榎本美沙さんが紹介した「味噌キムチ餃子」のレシピ。キムチのピリッとした辛さと味噌のまろやかなコク、そして豚ひき肉の旨味が絶妙に絡み合い、風味豊かな餃子が楽しめる一品です。このレシピは、発酵食品である味噌とキムチを使ったヘルシーで味わい深い料理で、忙しい日の夕食やおつまみにもぴったりです。
今回は、榎本美沙さんが紹介した味噌キムチ餃子の作り方を詳しく解説します。シンプルな材料で作れるので、家庭でも手軽に挑戦できますよ。
材料(18個分)
- 餃子の皮(大判):18枚
- 白菜キムチ:120g
- 【A】
- 豚ひき肉:180g
- 長ねぎ(みじん切り):1/2本分
- ごま油:小さじ1
- 味噌:小さじ1
- サラダ油:大さじ1
- ごま油(仕上げ用):適量
作り方
1. キムチを準備する
最初に、白菜キムチを準備します。キムチはそのまま使うのではなく、汁気を絞り、粗く刻みます。これにより、餃子の具がべちゃっとしないようにしっかりとした食感に仕上がります。キムチの酸味と辛さを適度に保ちながら、餃子の具にぴったりな状態に整えます。
2. 具材を混ぜる
次に、ボウルに【A】の材料を入れます。豚ひき肉180gに、長ねぎ(みじん切り)1/2本分、ごま油小さじ1、そして味噌小さじ1を加えます。これらをしっかりと練り混ぜ、味噌のコクがひき肉全体にしっかりと馴染むようにします。
続いて、刻んだキムチを加えてさらに混ぜます。キムチの辛さと酸味が豚ひき肉と味噌のコクと調和して、味が深くなります。この時点で具材がしっかりと混ざり合ったら、次のステップに進みます。
3. 餃子を包む
**餃子の皮(大判)**を18枚準備し、具を等分に包みます。餃子の皮に具材を適量のせて、皮の縁に水をつけてから包み込んでいきます。餃子の皮が薄いので、具が多すぎないように注意しましょう。包み方はお好みで、シンプルに閉じるだけでも、ひだを作ってもOKです。
4. 餃子を焼く
フライパンにサラダ油を大さじ1を熱し、中火にします。油が温かくなったら、一度火を止めてから餃子を並べて入れます。火を止めることで、餃子が焦げつきにくく、形を崩さずに焼くことができます。その後、再び中火にかけ、餃子の底に焼き色がしっかりつくまで焼きます。
5. 蒸し焼きにする
焼き色がついてきたら、水を1/2カップ加えて、フライパンに蓋をして4分間蒸し焼きにします。水分を加えることで、餃子がふっくらと仕上がります。蒸し焼きにすることで、具材の中までしっかりと火が通り、ジューシーな餃子に仕上がります。
6. 仕上げ
4分間蒸し焼きにした後、蓋を取り、水分がほぼなくなったら、ごま油を適量回しかけます。ごま油を加えることで、餃子の表面が香ばしく、パリッとした食感が楽しめます。さらに、ごま油の風味が全体に広がり、餃子に深みを与えます。
完成した餃子を皿に盛り付け、香り高い仕上がりになった餃子を楽しみましょう。
ポイント
- キムチの水分をしっかり絞る:キムチの水分が餃子の具に混ざってしまうと、餃子の皮がべちゃっとしてしまいます。キムチはしっかりと水気を絞ってから使いましょう。
- 焼き加減に注意:最初に焼き色をつける際、火加減に気をつけてください。中火でしっかりと焼き色をつけることで、香ばしさと食感が引き立ちます。
- ごま油で仕上げる:蒸し焼き後にごま油を回しかけることで、餃子の香ばしさが増し、食欲をそそります。
まとめ
榎本美沙さんの「味噌キムチ餃子」は、キムチと味噌という発酵食品を使った、風味豊かな餃子です。豚ひき肉との相性も抜群で、キムチの辛さと味噌のまろやかさが絶妙に絡み合い、一口食べるごとに深い味わいが広がります。焼き加減や蒸し焼きのタイミングをしっかりと守れば、誰でも美味しく作ることができます。
忙しい日の夕食やおつまみにぴったりのこのレシピ、ぜひ試してみてください。キムチの辛さがクセになること間違いなしの一品です!