2024年10月6日のテレビ朝日系【相葉マナブ】で紹介された「衝撃のさんまパスタ」は、秋の味覚である「さんま」を使った斬新なパスタです。塩焼きしたさんまの風味を活かし、トマトペーストや緑茶、フェンネルパウダーなどが加わり、驚きの味わいを生み出します。パン粉を使った食感のアクセントや、松の実とレーズンの甘みが全体の味を深め、まさに「衝撃的」と言える一品です。
今回は、「衝撃のさんまパスタ」の作り方を詳しくご紹介します。
衝撃のさんまパスタの材料(2人分)
- 塩焼きさんま 2尾
- 塩(内臓用) ふたつまみ
- パスタ 200g
- オリーブオイル(ソース用) 30g
- にんにく 1片(みじん切り)
- 玉ねぎ 1/2個(5mm角に切る)
- トマトペースト 16g
- 茶葉(緑茶) 8g
- お湯 200mL
- 白ワイン 50g
- フェンネルパウダー 3g
- 松の実 18g
- レーズン 24g
- パン粉 40g
- オリーブオイル(仕上げ用) 適量
作り方(レシピ)
- 下ごしらえ
- 玉ねぎは5mm角に、にんにくはみじん切りにします。これらは後でソースに加えるので、切りやすい大きさに切っておきます。
- パン粉は乾煎りしておきます。これにより、香ばしさが増し、食感もパリッと仕上がります。
- 塩焼きさんまの頭、中骨、内臓を取り除きます。さんまの身は細かく刻んでおきましょう。
- さんまの内臓には、軽く塩をふたつまみほど振りかけて、しっかりと細かく刻みます。これが、後のソースに独特の旨味を加えるポイントです。
- お茶の準備
- 緑茶の茶葉(8g)にお湯(200mL)を注ぎ、約5分ほど蒸らします。このお茶の出汁が、パスタのソースに風味を加える重要な役割を果たします。
- パスタを茹でる
- お湯を沸騰させ、パスタを表示時間よりも15秒短めに塩茹でします。パスタの食感を少し固めに仕上げることで、ソースと絡みやすくなります。パスタを茹でた後は、ゆで汁をお玉2杯分取っておきます。
- ソース作り
- 鍋にオリーブオイル(30g)を熱し、にんにくを加えて中火で香りを出します。
- にんにくの香りが立ったら、玉ねぎを加えて炒め、玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
- 次に、刻んださんまの内臓とトマトペースト(16g)を加え、さらに炒めます。これがソースのベースとなり、深い旨味が広がります。
- 茶葉と緑茶の活用
- 蒸らしておいた茶葉を加え、緑茶の出汁も一緒に加えます。緑茶がソースにまろやかな風味を加え、独特な深みが生まれます。茶葉と緑茶がソースの風味を豊かにして、他の具材と相まって驚くほど美味しい味わいになります。
- 白ワインと香辛料
- 白ワイン(50g)を加え、アルコールを飛ばします。白ワインがソースにさっぱりとした酸味を加え、全体の味を引き締めてくれます。
- 次に、フェンネルパウダー(3g)、松の実(18g)、レーズン(24g)を加えます。フェンネルパウダーが爽やかな香りを、松の実とレーズンが甘みと食感を加えます。これにより、パスタのソースに複雑な味わいが生まれます。
- パスタとソースの合わせ
- 茹でたパスタをソースに加え、取っておいた**ゆで汁(お玉2杯分)**を加えて混ぜ合わせます。パスタとソースがしっかり絡むように、全体をよく混ぜます。
- オリーブオイルを加えて、ソースの艶を出します。オリーブオイルを加えることで、パスタ全体が滑らかになり、風味が豊かになります。
- 仕上げ
- パスタを器に盛り付けたら、炒めたパン粉を上からふりかけます。パン粉がサクサクとした食感を加え、パスタ全体のバランスが整います。
- 最後に、オリーブオイルを少量かけて仕上げます。
ポイント
- さんまの内臓を使う:さんまの内臓には非常に濃い旨味が含まれているので、これを塩で軽く処理してソースに加えることで、パスタに独特の風味をもたらします。
- 緑茶の出汁を活用:緑茶を使うことで、ソースにまろやかで奥深い風味が加わります。茶葉も一緒に使うことで、風味がさらに豊かになります。
- 白ワインとレーズンのバランス:白ワインの酸味とレーズンの甘みが絶妙に絡み合い、パスタ全体の味に広がりを持たせます。
- パン粉の香ばしさ:パン粉は乾煎りして香ばしさを増すことで、パスタに加えると食感のアクセントになります。焼き加減に注意して、焦げないように調整してください。
まとめ
「衝撃のさんまパスタ」は、秋の味覚であるさんまを使った、驚きのパスタです。緑茶やフェンネル、レーズン、松の実など、意外な素材が絶妙に組み合わさり、他では味わえない風味が生まれます。塩焼きしたさんまの旨味がソースに溶け込み、まさに衝撃的な美味しさに仕上がっています。秋の食材をフルに活用した、このユニークで美味しいパスタをぜひ試してみてください。