2024年8月7日にフジテレビ系【ノンストップ】の「今すぐできるランクアップキッチン」コーナーで、ギャマングループの木下威征シェフが紹介した「木下流 ローストビーフ」は、簡単な調理工程で肉の旨味を最大限に引き出す、絶品ローストビーフのレシピです。湯せんでじっくりと火を通し、しっとりとした食感と柔らかな味わいを楽しむことができます。シンプルな材料と調味料で作れるため、自宅でのパーティーや特別な日の一品としてぴったりです。
材料(3~4人分)
- 牛モモかたまり肉(太さが均一なもの・ウチモモがおすすめ・室温に戻す):500g
- 塩、コショウ(黒)、サラダ油:各適量
- 赤ワイン:1カップ
調味料A
- しょうゆ:1/2カップ
- みりん:1/4カップ
- 砂糖:大さじ1
トッピング・ソースB
- トマト(みじん切り):1/2個(100g)
- 紫タマネギ(みじん切り):1/2個(100g)
- マヨネーズ:大さじ2
- レモン汁:大さじ2
- バージンオリーブオイル:大さじ1
- 一味唐辛子:小さじ1(お好みで調整)
- ルッコラ:適量
- オリーブオイル:適量
- ガーリックチップ:適量
作り方
- 下ごしらえ
- 牛肉を室温に戻し、全体にしっかりと塩、黒コショウを振ります。特に塩をしっかりとまぶすことで、旨味が引き立ちます。
- 肉の焼き目をつける
- フライパンにサラダ油を適量加え、強火で熱します。牛肉をフライパンに入れ、全面を10秒ずつ焼き色がつくまで焼きます。これにより、外側がカリッと香ばしく仕上がります。一度取り出しておきます。
- ワインソースを作る
- 先ほど肉を焼いたフライパンに赤ワインを加えて強火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばします。
- 次に調味料A(しょうゆ、みりん、砂糖)を加え、砂糖が溶けるまで加熱しながら混ぜます。
- 湯せん調理
- 湯せんが可能なポリ袋に、焼いた牛肉を入れます。そこに③で作ったワインソースを注ぎ、袋の空気をなるべく抜きながらしっかりと口を閉じます。さらにもう1枚のポリ袋で二重にし、しっかり密閉しましょう。
- 湯せんでじっくり火を通す
- 鍋の底にペーパータオルを敷き、湯を沸かします。沸騰したら火を弱め、袋に入れた牛肉を湯に浸します。このとき、湯の量が肉全体を覆うくらいが目安です。約3分加熱したら火を止め、そのまま5分置いて肉にじっくりと火を通します。
- 粗熱が取れたら袋ごと冷蔵庫に入れ、冷やしておきます。冷やすことで肉が締まり、薄くスライスしやすくなります。
- トマトソースを作る
- ボウルにソースBの材料(みじん切りにしたトマトと紫タマネギ、マヨネーズ、レモン汁、バージンオリーブオイル、一味唐辛子)をすべて入れ、しっかりと混ぜ合わせます。塩・コショウで味を調整しましょう。
- 盛り付け
- 冷やしておいたローストビーフを薄切りにします。食べやすい大きさにカットし、器に並べていきます。
- トマトソースをかけ、ルッコラをのせて見た目も鮮やかに。仕上げにオリーブオイルを回しかけ、ガーリックチップを適量トッピングして完成です。
調理のコツ・ポイント
- 肉を湯せんで調理する
- 湯せんでじっくりと火を通すことで、肉がしっとりと仕上がり、柔らかくなります。また、ワインソースの風味が染み込み、旨味がぐっと増します。
- 湯せんの温度管理
- 湯の温度が高すぎると肉が硬くなるため、火を止めたあと5分置いておくことでじんわりと火を通し、しっとりとした仕上がりに。
- ソースにひと手間を
- トマトや紫タマネギなどを細かくみじん切りにすることで、ソースが肉にしっかり絡みます。マヨネーズのまろやかさとレモン汁の爽やかさがローストビーフに絶妙にマッチします。
まとめ
木下流ローストビーフは、シンプルな材料と調理工程ながらも、肉の旨味を引き出す湯せん調理と、ピリ辛で爽やかなトマトソースが特徴の一品です。