2024年11月7日放送のNHK【あさイチ】「みんな!ゴハンだよ」では、濱崎龍一さんが「蒸し魚 柿と野菜のマリネソース」のレシピを紹介しました。蒸したたいを、柿やセロリ、かぶといった旬の食材を使った酸味の効いたマリネソースで仕上げる絶品イタリアン。フレッシュな野菜の食感と、マリネソースの風味が絶妙に絡み合う一品です。
今回は、この素晴らしいレシピを家庭でも楽しめるよう、詳細な材料や作り方を紹介します。ぜひ、お試しください。
材料(2人分)
- たい(切り身):2切れ
- セロリ(1cm角切り、葉の部分も使用):1本
- かぶ(1cm角切り):1個
- かぶの茎(1cm幅):1個分
- 柿(1cm角切り):1個
A(マリネソースのベース)
- 白こしょう(粒):小さじ1/2
- フェンネルシード:小さじ1/3
- 白ワインビネガー:120ml
- 水:300ml
B(マリネソースの調味料)
- ローリエ:1枚
- グラニュー糖:45g
- 塩:小さじ2
- オリーブオイル:大さじ2
C(たいを蒸すための液体)
- 白ワイン:40ml
- 水:50ml
トッピング
- イタリアンパセリ:適量
- 白こしょう:少々
- お好みのハーブ(バジル、フェンネルなど):適量
作り方
1. マリネソースの準備
- 鍋にAの白こしょう(粒)とフェンネルシードを入れ、中火で軽く煎ります。香りが立ってきたら、白ワインビネガーと水を加え、混ぜ合わせます。
- 次に、Bのローリエ、グラニュー糖、塩を加え、グラニュー糖が溶けるまでかき混ぜます。
- 糖分が溶けたら火を止め、鍋を一旦冷まして粗熱を取ります。このとき、ソースがしっかりと冷めることで、風味が引き立ちます。
2. 野菜の湯通し
- 別の鍋で湯を沸かし、かぶ、かぶの茎、セロリをそれぞれ10秒ほど湯通しします。湯通しの際、色を鮮やかに保つために、すぐに冷水に取り、色止めをします。
- ざるに取り出し、水分をしっかりと切ります。
3. マリネの仕上げ
- 冷ましたマリネソースに、湯通ししたかぶ、かぶの茎、セロリ、柿を加えます。
- このマリネ液に具材を30分以上漬け込んで、味をなじませます。お好みでさらに漬け込んで、風味を深めることもできます。
4. たいを蒸す
- たいは両面に軽く塩(分量外)と白こしょうをふりかけておきます。味をしっかりとつけるために、少し強めにふるのがポイントです。
- フライパンにオリーブオイルをひき、たいの皮を下にして入れます。
- Cの白ワインと水を加え、たいの上にセロリの葉とイタリアンパセリをのせます。
- ふたをして中火にかけ、沸騰してきたら弱めの中火にして、約4分間蒸します。蒸し時間はたいの厚さにより調整してください。
5. 盛り付け
- たいが蒸しあがったら、食べやすい大きさに切り分け、皿に盛りつけます。
- 次に、マリネ液をかけて、具材がしっかりと絡むようにします。お好みでイタリアンパセリやバジル、フェンネルなどのハーブをトッピングして仕上げます。
- 白こしょうを少々ふりかけ、さっぱりとした香りを楽しんでください。
ポイント
- たいの蒸し加減:たいを蒸す際、蒸し過ぎないように注意が必要です。白ワインと水で蒸すことで、たいがふっくらと仕上がりますが、蒸しすぎるとパサつくので、4分を目安にし、試してみてください。
- マリネの味付け:マリネソースの酸味と甘味が絶妙にバランスを取るので、ソースを冷ましてから具材を漬け込むことで、より深い味わいになります。30分以上漬け込むことで、さらに味が染み込みます。
- 野菜の湯通し:野菜を湯通しすることで、鮮やかな色を保ちながらも、やわらかく仕上がります。冷水にすぐに入れることで、色止めができるので、仕上がりがきれいです。
- 柿の選び方:柿は甘みが強いものを選ぶと、マリネソースとの相性が抜群です。柿が苦手な方は、りんごやパパイヤに代えても良いでしょう。
アレンジ
- スープやサラダに:このマリネソースを使って、蒸し鶏や野菜のサラダにアレンジすることもできます。さっぱりしたドレッシングとして活用するのもおすすめです。
- 酸味を調整:マリネソースに加える白ワインビネガーの量を調整することで、酸味の強さをお好みに合わせることができます。お好みの酸味を見つけてください。
まとめ
「蒸し魚 柿と野菜のマリネソース」は、旬の食材を活かしたヘルシーで風味豊かなイタリアンレシピです。たいを蒸して、柿やセロリ、かぶといった野菜を酸味の効いたマリネソースで和えることで、フレッシュでさっぱりとした味わいが楽しめます。簡単な手順で美味しい料理が完成するので、家族や友人との食事にぴったりの一品です。