2024年8月14日放送のフジテレビ系【ノンストップ】の「今すぐできるランクアップキッチン」では、鈴なり・村田明彦さんが紹介した「鶏のから揚げ」のレシピをご紹介します。このレシピは、定番の鶏のから揚げをさらに美味しく、ジューシーに仕上げるためのポイントが満載です。下ごしらえから揚げのコツまで、詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
材料(2人分)
- 鶏モモ肉(大1枚、約400g)
- A
- 水 1カップ
- 塩 10g
- 砂糖 10g
- B
- 酒 大さじ2
- しょうゆ 大さじ1弱
- ニンニク(すりおろす) 1かけ
- ショウガ(すりおろす) 小1かけ
- カツオ節 1袋(2g)
- ゴマ油 大さじ1/2
- コショウ(黒) 小さじ1/8
- 片栗粉 大さじ2
- 米粉 大さじ4
- 揚げ油 適量
- レモン(くし形切り) 適量
作り方
- 鶏肉の準備
- 鶏モモ肉1枚(約400g)は、大きめのひと口大に切り分けます。鶏肉を切るときは、均等な大きさに切ることで、揚げ時間が均一になり、全体がしっかりと揚がります。
- 下味の漬け込み
- ボウルにAの水1カップ、塩10g、砂糖10gを入れて混ぜます。そこに切った鶏肉を入れ、上下を返すように1分ほどもみ込みます。このひと手間で、鶏肉がしっとりと仕上がり、味が染み込みやすくなります。
- 時間があれば、冷蔵庫で1時間~ひと晩漬け込むと、さらに美味しさがアップします。
- 味付けと漬け込む
- 鶏肉をザルに上げて水気を軽く切った後、Bの酒、大さじ2のしょうゆ、すりおろしたニンニク1かけ、ショウガ小1かけ、カツオ節2g、ゴマ油大さじ1/2、コショウ小さじ1/8を加え、ざっくりと混ぜます。
- この状態で約10分ほどおいて、味をなじませます。カツオ節が味に深みを加え、ゴマ油が風味を引き立てます。
- 衣の準備
- 漬け込んだ鶏肉をザルに上げて軽く汁気を切り、漬け汁を大さじ1ほど取りおきます。
- 別のボウルに片栗粉大さじ2を入れ、取りおいた漬け汁を加えて混ぜ、そぼろ状(ダマ)にします。このダマが鶏肉にしっかりと絡むことで、カリっとした食感が生まれます。
- 衣をまぶす
- ③で漬けた鶏肉を片栗粉のそぼろ状の衣でしっかりとからめ、米粉大さじ4を加えて全体にまぶします。米粉を加えることで、揚げたときにカリッとした食感が楽しめます。
- 揚げる
- 揚げ油を160℃に熱し、④の鶏肉を皮を下にして1個ずつ入れて揚げます。このとき、初めは鶏肉を触らず、表面が固まるまで待ちます。
- 表面が固まったら、鶏肉を時々返しながら、3~4分間揚げます。途中で触りすぎないようにしましょう。油の温度が安定し、鶏肉がきれいに揚がります。
- 2度揚げでカリッと仕上げ
- 揚げた鶏肉を一度取り出し、3~4分ほど休ませます。この休ませる時間が、鶏肉をさらにジューシーに仕上げるために大切です。
- その後、揚げ油を180~185℃に熱し、鶏肉を再び戻し入れ、返しながら1~1分半ほど揚げます。カリっとした食感と黄金色の美しい揚げ色がつきます。
- 仕上げ
- 鶏肉を取り出し、余分な油をしっかりと切ります。器に盛り付け、くし形に切ったレモンを添えて完成です。
ポイント
- 下味をしっかりつける: 鶏肉を塩水で漬け込むことで、ジューシーさが増し、から揚げの食感がよくなります。漬け込む時間が長いほど、味がしっかりと染み込みます。
- ダマ状の衣でカリッと仕上げる: 片栗粉と漬け汁を混ぜてできるダマ状の衣が、揚げたときにカリっとした食感を生み出します。
- 2度揚げでカリッとジューシー: 1度目の揚げで鶏肉に火を通し、2度揚げで外側をカリっと仕上げることで、食感が最高に良くなります。
まとめ
2024年8月14日放送のフジテレビ系【ノンストップ】で紹介された「鶏のから揚げ」は、シンプルながらも一手間を加えることで、格別の美味しさに仕上がります。村田明彦さんのレシピを参考に、ぜひ家庭で試してみてください。ジューシーでカリっとした鶏のから揚げが、きっと食卓を華やかにしてくれることでしょう。