2024年8月6日に放送されたフジテレビ系【ノンストップ】の「笠原将弘のおかず道場」では、暑い夏に最適な「しらすのピリ辛冷や汁」が紹介されました。冷や汁は、日本の伝統的な冷たいスープ料理で、暑さで食欲が落ちる夏場にもさらっと食べやすいのが魅力です。
笠原将弘さんのアレンジでは、コチュジャンを加えることでピリ辛風味をプラスし、食欲をそそる味わいに仕上がっています。また、しらすや厚揚げを使うことで、ボリューム感も満点です。冷やご飯と合わせて、さっぱりとした一品を楽しんでみましょう。
材料(4人分)
- しらす:60g
- キュウリ:1本
- 塩:少し
- ミョウガ:2個
- 万能ネギ:3本
- 青ジソ:6枚
調味料(A)
- だし汁:4カップ
- みそ:大さじ4
- コチュジャン:大さじ1
- しょうゆ:小さじ2
- みりん:小さじ2
その他
- 厚揚げ:2枚(240g)
- すりゴマ(白):大さじ1
- 温かいご飯:適量
作り方
- 野菜の下ごしらえ
- キュウリ1本は小口切りにし、塩を少量ふって軽くもみます。しばらく置いてしんなりしたら、さっと洗って水気をしっかり絞りましょう。
- ミョウガ2個、万能ネギ3本も小口切りにします。青ジソ6枚はざく切りにしておきます。
- 冷や汁ベースを作る
- ボウルに、調味料(A)を合わせます。だし汁4カップ、みそ大さじ4、コチュジャン大さじ1、しょうゆとみりん各小さじ2を入れてよく混ぜ合わせます。
- このベースを冷蔵庫に入れて、しっかり冷やしておきます。コチュジャンの辛みとみその旨みがだし汁に溶け込むことで、味に深みが出ます。
- 厚揚げの準備
- フライパンを中火で熱し、厚揚げ2枚(240g)を入れて焼き目がつくまで焼きます。焼き目がつくと香ばしさが増し、全体の風味が豊かになります。
- 焼き上がった厚揚げは粗熱を取ってから、ひと口大に手でちぎります。手でちぎることで、調味料がより絡みやすくなり、食べる際の食感も楽しめます。
- 具材を合わせる
- 冷やしておいた冷や汁ベースに、準備したキュウリ、ミョウガ、万能ネギ、青ジソ、厚揚げを加えて全体を軽く混ぜます。
- 最後にしらす60gとすりゴマ(白)大さじ1を散らします。しらすの塩味が冷や汁全体にうまくなじみ、ゴマの香ばしさが風味を引き立てます。
- 盛り付け
- 器に冷や汁を盛りつけ、お好みで温かいご飯を添えていただきます。冷たいスープと温かいご飯の対比が心地よく、サラッと食べやすい一品に仕上がります。
調理のコツ・ポイント
- コチュジャンの量を調整
- コチュジャンの量はお好みで調節できます。辛みが苦手な方は小さじ1/2程度に減らしても良いですし、逆にピリ辛が好きな方は少し多めに加えても美味しくいただけます。辛みがアクセントとなり、暑い日に食欲をそそるポイントになります。
- 厚揚げに焼き目をつける
- 厚揚げは焼き目をつけることで香ばしさが増し、冷や汁に加えたときに風味が際立ちます。しっかりと焼いてからちぎると、調味料がなじみやすく、食感も楽しめます。
- だし汁は冷やしてから使う
- 冷や汁ベースはしっかり冷やしておくのがポイントです。だし汁を冷たいものにしてから調味料と合わせると、より一層冷たく爽やかな仕上がりになります。急いで冷やしたいときは、だし汁を作ってから氷を入れて急速に冷やすのもおすすめです。
- 具材はお好みでアレンジ
- キュウリやミョウガの他にも、トマトやナスなどを加えても美味しくいただけます。特にトマトは酸味が加わり、冷や汁の風味が一層引き立ちます。夏野菜を使って季節感を楽しむのも良いでしょう。
アレンジアイディア
- 冷や汁の具材をアレンジ
- しらすの代わりに焼き鮭やささみを加えると、魚の風味がさらに引き立つ冷や汁に。鮭を焼いてほぐし身にしてから加えると、スープの旨みが深まります。
- トッピングで栄養バランスアップ
- 冷や汁の上に、ゴマや大葉、刻みのりなどのトッピングをプラスすることで、風味が増し、見た目も華やかになります。栄養もアップし、彩りも楽しめるのでおすすめです。
- 冷たいご飯や麦飯と一緒に
- 冷たいご飯や麦飯を添えることで、よりさっぱりと食べやすくなります。麦飯を使うと食物繊維が豊富になり、ヘルシーさが増します。温かいご飯だけでなく、冷やご飯と合わせるのも涼しげでおすすめです。
まとめ
「しらすのピリ辛冷や汁」は、暑い夏でも食べやすく、ピリッとした辛さがアクセントになった和風の冷製スープです。コチュジャンとみその風味がだしに溶け込むことで、深い味わいと爽やかさが楽しめます。