鶏とクリときのこのオーブン焼きは、シンプルな材料で深い風味が楽しめる一品です。2024年11月8日放送の「沸騰ワード10」で家政婦の志麻さんが紹介したこのレシピは、志麻さんの畑で収穫された新鮮な食材を使った絶品メニューです。放送では、改装中の古民家プロジェクトも進展し、その様子にスタジオも注目。志麻さんの料理がテーブルに並ぶと、出演者から「おいしい!」の声が響き渡りました。
この「鶏とクリときのこのオーブン焼き」は、栗のほくほく感ときのこの香りが鶏肉に染みわたり、シンプルながら奥深い味わいです。焼き上がりは、カボスのさわやかな香りでアクセントを加えることで、より一層秋の味覚を楽しめます。
材料(4人分)
- 栗:適量(生の栗を使用する場合は皮をむき、食べやすい大きさに切る)
- 鶏もも肉:2枚(約400g)
- 塩:適量
- 黒コショウ:適量
- しいたけ:4~5個(スライスする)
- しめじ:1パック(石づきを取り、小房に分ける)
- まいたけ:1パック(手でほぐす)
- カボス:1個(くし切りにして添える)
作り方
1. 鶏もも肉の下準備
- 鶏もも肉は余分な脂を取り除き、皮目を下にしてまな板に置きます。
- 両面に塩・黒コショウをしっかりと振り、味をなじませます。鶏肉は焼く前にしっかりと下味をつけることで、旨味が引き立ちます。
2. 鶏肉をパリッと焼く
- フライパンに少量の油(分量外)を熱し、鶏肉を皮目から焼きます。
- 中火で皮目がパリッときつね色になるまで焼き、反対側も軽く焼き目をつけます。この工程で皮のパリッとした食感を出し、脂を落とすことでさっぱりと仕上がります。
3. オーブンの準備
- オーブンの天板にクッキングシートを敷きます。
- 下準備したきのこ類(しいたけ、しめじ、まいたけ)を天板に広げ、皮目を焼いた鶏肉をその上に並べます。
- 栗も天板に加え、きのこや鶏肉と一緒に並べます。栗はホクホクの食感が楽しめるよう、きのこと同じタイミングで焼きます。
4. オーブンでじっくり焼く
- 予熱しておいたオーブンを約160℃に設定し、天板を入れます。
- 3時間ほどじっくりと焼きます。低温でゆっくりと火を通すことで、鶏肉が柔らかくジューシーに仕上がり、栗ときのこの旨味が全体に広がります。
5. 仕上げと盛り付け
- 焼き上がった鶏肉を天板から取り出し、食べやすい大きさにカットします。
- 皿にきのこと栗を敷き、上に鶏肉を盛り付けます。
- 最後にカボスのくし切りを添え、お好みで絞りかけてさわやかな風味をプラスして完成です。
ポイント
- 低温でじっくりと焼くことで旨味を引き出す
オーブンで3時間という長時間の低温調理がポイントです。じっくりと火を通すことで、鶏肉が柔らかくジューシーに仕上がります。また、栗やきのこも低温で火が入ることで、ほくほくとした食感や香りがより一層引き立ちます。 - 栗の下処理
生の栗を使用する場合は、皮をむいて食べやすい大きさにカットします。栗は焼くとホクホクの食感が楽しめ、秋らしい味わいを加えてくれます。 - カボスでさっぱりとしたアクセント
カボスを絞りかけることで、鶏肉やきのこのコクをさっぱりと引き締めます。秋の味覚にさわやかな酸味が加わり、最後まで飽きずに楽しめます。 - きのこの種類を工夫する
使用するきのこは、お好みで舞茸やエリンギなどにアレンジしてもOKです。複数のきのこを組み合わせることで、より奥行きのある香りと食感が楽しめます。
この鶏とクリときのこのオーブン焼きは、食材の風味が活かされるシンプルな調理法ながら、手間をかけてじっくり焼き上げることで絶品の仕上がりになります。志麻さんが提案するこのような丁寧なレシピは、家庭でも簡単に作れるうえ、料理の腕が上がったかのような満足感が得られます。