2024年11月11日に放送された【日本テレビ系 キューピー3分クッキング】では、料理研究家の近藤幸子さんが「椎茸の豚バラ巻き」を紹介しました。豚バラ肉で生椎茸をしっかりと巻き、シンプルな調味料で仕上げることで、椎茸のうま味と豚肉のコクが引き立つ一品です。豚肉を少しきつめに巻くことで、焼く際にほどけずきれいな形に仕上がります。
材料(2人分)
- 豚バラ肉(薄切り):200g
- 塩:小さじ1/2
- 生椎茸:6枚(約100g)
- 長ねぎ:1本(約100g)
- しょうゆ:小さじ1
作り方
- 材料の下ごしらえ
- 豚バラ肉は、長いものは半分に切り、全部で12等分に広げます。広げた豚肉には塩小さじ1/2を均等に振りかけて、軽く下味をつけます。
- 椎茸は軸を落とし、縦半分に切ります。長ねぎは2cm幅の斜め切りにします。
- 椎茸の豚バラ巻きの準備
- 豚肉1枚の手前に椎茸の半分をのせ、きつめにしっかり巻きます。これをすべての椎茸に行い、12個の豚バラ巻きを作ります。
- 豚肉をきつめに巻くことで、焼いたときにしっかりと形が保たれ、きれいな仕上がりになります。
- 焼きの工程
- フライパンを中火で熱し、椎茸の豚バラ巻きを巻き終わりが下になるようにして並べ入れます。巻き終わりを下にすると、豚肉が開くことなくきれいに焼けます。
- 巻きの間に長ねぎを入れ、時々転がしながら全体に焼き色がつくまで焼きます。この際、豚肉から出る脂を活用するため、追加の油は使用しません。
- 味付けと仕上げ
- 全体に焼き色がついて、椎茸にも火が通ったら、フライパンにしょうゆ小さじ1を回しかけ、さっと全体を炒め合わせます。
- しょうゆが豚肉と椎茸に均等に絡まるように、フライパンを動かしながら味をなじませていきます。
- 盛り付け
- 焼き上がった椎茸の豚バラ巻きを器に盛り付け、焼き色としょうゆの香ばしさを引き立てて完成です。
料理のポイント
- 豚肉をきつめに巻くコツ
豚バラ肉をしっかりときつめに巻くことで、焼いた際に豚肉がほどけず、見た目も美しく仕上がります。また、しっかりとした巻きが椎茸と豚肉の一体感を生み出し、食べやすくなるだけでなく、味の染み込みも良くなります。 - 巻き終わりを下にして焼く
巻き終わりを下にしてフライパンに置くことで、焼いている間に巻きがほどけず安定した形に仕上がります。これにより、食べやすく、見た目も整った仕上がりになります。 - 豚肉の脂を活用して焼く
豚バラ肉から出る脂が、焼く際にフライパンに適度な油分を提供するため、追加の油は不要です。これによって余計な油分を抑え、豚肉のうま味をダイレクトに味わうことができます。 - しょうゆの香ばしさを引き立てる
最後に回しかけるしょうゆは、焦がさないように全体に手早く絡めるのがコツです。香ばしい香りが広がり、より一層風味豊かな仕上がりになります。
アレンジのヒント
- ねぎのバリエーション
長ねぎの代わりに小ねぎや玉ねぎを使用しても美味しく仕上がります。また、ねぎ以外にピーマンやパプリカなどの色鮮やかな野菜を加えることで、見た目も華やかになり、お弁当のおかずとしてもぴったりです。 - さっぱりとした風味にしたい場合
焼き上がりに少量のレモン汁をかけると、さっぱりとした味わいが楽しめます。豚肉の脂っこさが中和され、夏の暑い時期や食欲が落ちたときにも食べやすい一品になります。 - 薬味を添えて
盛り付けの際に、刻んだ青ねぎや七味唐辛子を添えると、風味がさらに豊かになり、ちょっとしたアクセントにもなります。