2024年9月1日に放送されたテレビ朝日系「相葉マナブ」で紹介された「メロンとソーセージの釜めし」は、メロンの甘さとソーセージの旨味が絶妙にマッチした、ユニークな釜めしです。フルーツと肉の意外な組み合わせが新しい味わいを生み出し、クセになるおいしさが魅力の一品です。
材料（3～4人分）
- 米：2合
- ソーセージ：6本
- メロン（果汁あり）：250g
- 白だし：大さじ2
- 水：200mL
- 粗挽きコショウ：少々
- 粉チーズ：適量
作り方
- ソーセージを炒める
- ソーセージを半月切りにして、油を引かないフライパンで焼き目がつくまで炒めます。ソーセージに焼き色をつけることで旨味が引き出され、食感も楽しめるようになります。炒めたソーセージは一旦取り出しておきます。
- メロンの果汁を準備する
- メロンの種を取り出し、果汁を絞るためにザルでボウルに漉します。漉した果汁は後でお米と一緒に炊く際の調味液になります。果肉も残さず活用するため、切ったメロンの身を加えて、木べらで軽くつぶしておきます。
- 調味液を作る
- 果汁と果肉が入ったボウルに、水200mLと白だし大さじ2を加えてよく混ぜます。この調味液により、釜めし全体にメロンの甘さと白だしのコクが広がり、味のバランスが整います。
- 炊飯の準備
- 米を洗い、浸水させた後に水気をしっかり切ります。炊飯器の釜に米を入れ、準備した調味液と炒めたソーセージを加えて軽く混ぜ、具材を平らに広げます。メロンの皮を切り出し、釜めしの上に綺麗に並べて炊きます。
- 炊き上げて仕上げる
- 通常の炊飯モードで炊き、炊き上がったらメロンの皮を取り除きます。粗挽きコショウを全体にかけてさっくりと混ぜ、最後にメロンの皮をのせて粉チーズをふりかけます。チーズの香りがふんわり広がり、さらに奥深い味わいが加わります。
ポイント
- ソーセージの焼き方
油を引かずに焼き目がつくまで炒めることで、余分な脂が落ちて香ばしさが増し、メロンの甘さとの相性が良くなります。特に粗挽きタイプのソーセージを使うと、しっかりとした食感が楽しめます。 - メロンの果汁と果肉
メロンは炊くと甘味が増し、全体にふんわりとした甘さが行き渡ります。果肉をつぶしておくと、米に自然とメロンの風味が染み渡り、甘みと旨味の絶妙なバランスが生まれます。果汁がしっかり出る完熟メロンがおすすめです。 - メロンの皮の使い方
メロンの皮を炊飯中にのせることで、メロンの香りが一層引き立ちます。炊き上がったら取り除くため、香りだけが残り、上品な味わいが楽しめます。 - 炊飯器の扱いに注意
圧力式炊飯器の場合、炊飯中に果汁が溢れる可能性があるため、一般的な炊飯モードでの使用を推奨します。安全に配慮しながら調理を進めてください。
メロンとソーセージの釜めしの魅力
フルーツとおかずの一見異色の組み合わせが新しい食感と風味を生み出し、食卓に驚きをもたらします。メロンのほのかな甘さが引き立つご飯と、ジューシーで香ばしいソーセージの旨味が絶妙に絡み合い、食べるごとに深みのある味わいが楽しめます。フルーツを使った炊き込みご飯は珍しいですが、甘さと塩気のハーモニーが絶妙なバランスとなり、リピートしたくなるおいしさです。
ぜひ新しい味に挑戦して、家族や友人と一緒に「メロンとソーセージの釜めし」を楽しんでみてください。
