2024年9月3日、NHK『あさイチ』の「ツイQ楽ワザ」で吉岡英尋さんが紹介した「きな粉から揚げ」は、香ばしいきな粉を使ったユニークなレシピです。通常のから揚げに比べて、上品な香りと風味が特徴で、ぜひ一度試してみたい一品です。今回は、この魅力的なレシピを詳しく解説します。
材料(1人分)
- 鶏もも肉:160g
(鶏もも肉はジューシーさと豊かな旨味を持ち、から揚げには最適な部位です。) - しょうゆ:大さじ1
(鶏肉に味をつけるための基本の調味料です。) - 酒:大さじ1
(肉の臭みを消し、旨味を引き出します。) - 塩:ひとつまみ
(全体の味を引き締める役割を果たします。) - 砂糖:ひとつまみ
(味にコクを加えます。) - 小麦粉:大さじ1
(衣を作るために必要です。) - きな粉(まぶす用):30g
(香ばしさをプラスし、上品な風味を与えます。) - 塩(まぶす用):小さじ1/2
(まぶすことで味を引き立てます。) - 砂糖(まぶす用):ひとつまみ
(まぶすことで風味をより一層引き立てます。)
作り方
- 鶏肉の下処理
鶏もも肉を1粒約40gの大きさに切り分けます。一口大に切ることで、火の通りが均一になり、食べやすくなります。 - 下味をつける
切った鶏肉に、しょうゆ、酒を各大さじ1加え、塩、砂糖をひとつまみずつ加えます。全体を軽くなじませて、15分ほど寝かせて下味をつけます。この時間が旨味を引き出す重要なステップです。 - 小麦粉を加える
なじんだ鶏肉に小麦粉を大さじ1加え、粉っぽさがなくなる程度まで軽く揉み込みます。この工程で衣の絡みが良くなり、揚げたときの食感が向上します。 - 揚げ油の準備
鍋に油を入れ、160℃に熱します。温度が適温になったら、鶏肉を皮目から投入します。油に入れたら、周りの衣が揚がるまで1分間ほどいじらずに待ちます。 - 揚げる
1分経ったら、箸で確認しながら約3分間揚げ続けます。衣がきつね色になり、カリッとした食感が出てくるまでしっかり揚げます。 - 余熱で火を通す
3分経ったら、一度バットに上げて余熱で火を通すために約1分放置します。この工程で、内部がふっくらとした仕上がりになります。 - まぶす
きな粉とまぶす用の塩、砂糖を混ぜた「きな粉塩」を作ります。完成したから揚げをこのきな粉塩に入れ、粉をまとわせます。きな粉の香ばしさがから揚げに良く合います。 - 盛り付け
完成したきな粉から揚げは、お皿に盛り付けて、お好みでレモンやマヨネーズを添えたり、特製のソースをかけたりして楽しんでください。
ポイント
- きな粉の選び方
きな粉は、新鮮なものを選ぶことが大切です。香りの強いものを選ぶと、より風味豊かに仕上がります。 - 揚げ油の温度管理
油の温度が低いと、衣がべたっとなり、高すぎると焦げやすくなります。温度計を使って油の温度を確認し、安定させることが大切です。 - アレンジ
このから揚げは、あっさりとした味付けなので、他のスパイスやハーブを加えたアレンジも楽しめます。例えば、黒ごまや白ごまを加えると、風味が増します。 - 健康的な食材の使用
きな粉は、たんぱく質や食物繊維が豊富で、栄養価も高い食材です。このから揚げは、他の揚げ物に比べてヘルシーな選択肢となります。
まとめ
「きな粉から揚げ」は、香ばしいきな粉を使った新感覚のから揚げで、上品な香りが特徴です。手軽に作れるうえに、栄養価も高いので、家族や友人との食卓に彩りを加える一品となるでしょう。お弁当のおかずにもぴったりなので、ぜひ皆さんもこのレシピを試して、香り豊かなから揚げを楽しんでください!