2024年11月14日に放送された「DAIGOも台所」で紹介された「豚汁」は、寒い季節にぴったりの温かい料理です。DAIGOさんも『身体があったまる~。このまま寝てしまいたいほどほっこりします(笑)。お肉も野菜もいっぱい入っていて、具だくさんだから満足感がすごいですね』とコメントし、心も体も温まる一品として紹介されました。
たっぷりの豚肉と野菜を煮込むことで旨みが増し、だしと味噌が絶妙な味わいを引き出すこの豚汁は、日々の食卓にもぴったりです。以下、材料や作り方、ポイントについて詳しくご紹介します。
豚汁の材料(4人分)
- 豚バラ肉(薄切り):150g
- こんにゃく:1/2枚
- ごぼう:1本(100g)
- 大根:150g
- にんじん:120g
- しいたけ:3枚
- 青ねぎ:1本
- だし:1,100ml
- みそ:110g
- 七味唐辛子:適量
- 塩:適量
- サラダ油:大さじ1と1/2
作り方
- 下準備
- こんにゃくは3cm長さ、1cm幅の短冊切りにして、薄く塩をふって軽くもみ、3分おきます。こんにゃく特有の臭みを取るための工程です。
- ごぼうはささがきにし、少し水にさらして水気をきります。これにより、ごぼうのアクが抜け、食感も柔らかくなります。
- 大根は皮をむき、5mm厚さのいちょう切り、にんじんは5mm厚さの半月切り、しいたけは3mm厚さにスライス、青ねぎは斜め切りにします。
- 豚バラ肉は食べやすい5cm幅に切ります。
- こんにゃくの準備
- 下準備で塩もみしておいたこんにゃくを水で洗い、水気をしっかりときっておきます。
- 炒める
- 鍋にサラダ油を入れて中火で温め、まず豚バラ肉を炒めます。脂が出て香ばしい香りがしてきたら、切った大根、にんじん、しいたけ、ごぼう、こんにゃくを加え、全体に油が回るように炒めます。
- 煮込む
- 大根に少し透明感が出てきたら、だしを加え、強火にして一度煮立たせます。沸騰したらアクを取り、中火にして3~5分ほど煮込みます。
- 味付け
- みそを少量のだしで溶きのばし、鍋に加えます。みそを直接入れるとダマになるので、事前にだしでのばすことで全体に均一に味が行き渡ります。
- 仕上げ
- 器に盛りつけ、斜め切りにした青ねぎをトッピングし、好みで七味唐辛子を添えます。香りや風味が加わり、より味わい深くなります。
料理のポイント
- 具材選びと切り方
豚汁はたっぷりの具材で作るのが特徴ですが、それぞれの具材は食べやすい大きさに切ることがポイントです。大根やにんじんは5mm程度の厚さにし、しいたけも薄めに切ることで、短時間で火が通り、野菜の甘みが溶け出しやすくなります。また、ごぼうのささがきは繊維に沿って削るように切ることで風味が引き立ちます。 - こんにゃくの塩もみ
こんにゃくは塩もみすることで臭みが軽減され、適度な下味がつきます。水洗いしてしっかり水気をきることで、他の具材ともよく馴染み、豚汁の風味が際立ちます。 - 豚バラ肉の炒め方
豚バラ肉は脂身が多いので、炒めることで旨みとコクがスープに移ります。しっかりと炒めて脂を出すことで、より風味が豊かな仕上がりになります。また、大根やにんじんも一緒に炒めることで甘みが増し、味が染み込みやすくなります。 - 味噌の溶き方
味噌は直接鍋に入れるとダマになりやすいので、だしで溶いてから加えるのがポイントです。これにより、味が均一に行き渡り、滑らかな口当たりになります。 - 青ねぎと七味唐辛子のアクセント
仕上げに青ねぎと七味唐辛子を加えることで彩りもよくなり、七味唐辛子のピリッとした辛味が豚汁の甘みを引き立ててくれます。好みに合わせて量を調整して楽しんでください。
豚汁は、だしの風味や味噌の香りが豊かで、日本の伝統的な家庭料理として愛されています。今回のレシピでは、具材をたっぷり使って満足感のある仕上がりになっています。DAIGOさんが『このまま寝てしまいたいほどほっこりします』と表現したように、体も心も温まる一杯をぜひ楽しんでみてください。