2024年11月3日放送の「男子ごはん」で紹介された栗原心平さんの「根菜と豚バラ肉の和風ポトフ」は、寒い季節にぴったりの滋味深い一品です。柔らかく煮込んだ豚バラ肉と根菜が出汁の旨味を吸収し、フレンチマスタードをつけながらいただくとさらに美味しさが引き立ちます。シメには、酸味と旨味が効いた「トマトラーメン」を楽しめるので、最後の一滴まで満足の鍋料理です。
材料(2〜3人分)
和風ポトフ
- 豚バラかたまり肉:450g
- 大根:600g
- れんこん:150g
- 根三つ葉:1束
- わけぎ:3本
- かつおだし:1200cc
- 酒:50cc
- フレンチマスタード、塩:各適量
調味料(a)
- みりん:大さじ2
- 塩:小さじ2
- しょうが(おろし):3片分
シメのトマトラーメン
- 平打ち麺:2玉
- トマト:3個
- わけぎ(小口切り):適量
- 塩、白こしょう:各適量
作り方
1. 材料の下ごしらえ
- 豚バラかたまり肉を1cm厚さに切り、塩(小さじ1)を全体に振って下味をつけます。
- れんこんは皮を剥いて5mm厚さのいちょう切りにし、水にさらしてアクを抜きます。
- 大根は2cm厚さの輪切りにし、さらに4等分に切ります。
- 根三つ葉は食べやすい大きさに切り、わけぎは根元を切り落として2cm長さに切ります。
2. 出汁と具材の準備
- 土鍋にかつおだし(1200cc)を入れて火にかけます。
- 別のフライパンを熱し、豚バラ肉を強火で焼きます。肉に軽く焼き目がついたら土鍋に移し、大根と酒(50cc)も加えます。
- 土鍋に蓋をし、弱火で25〜30分煮ます。
- ポイント: 豚バラ肉は事前に焼き目をつけることで、旨味が閉じ込められジューシーな仕上がりになります。
3. 根菜の追加と味付け
- 大根が柔らかくなり、竹串がスッと通るようになったら、れんこんを土鍋に加えます。
- (a)の調味料(みりん:大さじ2、塩:小さじ2、おろししょうが:3片分)を加え、蓋をしてさらに2〜3分煮込みます。
- 味を見ながら足りなければ塩(適量)で調整します。
4. 仕上げと盛り付け
- わけぎと根三つ葉を加え、軽く煮て火を止めます。
- 好みでフレンチマスタードを添えて完成です。豚肉や根菜にフレンチマスタードを少量つけると、味が引き締まり、食べ応えが増します。
シメのトマトラーメンの作り方
- トマト(3個)は湯むきし、縦横半分に切ってから1cm厚さの薄切りにします。
- 平打ち麺(2玉)は、袋の表示よりやや固めに茹で、水気を切ります。
- 和風ポトフの鍋のスープを再度火にかけ、トマトを加えてひと煮立ちさせ、酸味と甘みが引き立つスープに仕上げます。
- 茹でた麺をスープに加えて軽く煮たら、味を見て塩と白こしょうで調整します。
- 小口切りにしたわけぎを散らし、トマトの爽やかな酸味が特徴の「トマトラーメン」の完成です。
ポイントまとめ
- 豚バラ肉の下ごしらえ: 表面に焼き目をつけてから鍋に加えると、豚肉の旨味が閉じ込められ、コクが増します。
- 大根の柔らかさ: 大根は竹串がスッと通るくらい柔らかく煮ることで、出汁の旨味が染み込み、より一層美味しく仕上がります。
- トマトラーメンのシメ: トマトの酸味が鍋の出汁と絶妙に合い、ラーメンのシメとして相性抜群です。