2024年11月29日に放送されたフジテレビ系【ノンストップ】の「中山優馬のゆウマいごはん」では、中山優馬さんが「うま味たっぷり重ね蒸し鍋」を紹介しました。このレシピは、塩昆布とトマトのダブルだしが効いた、シンプルながら奥深い味わいの鍋料理です。
牛肉と野菜を重ねて蒸すだけの手軽さが魅力で、寒い季節にぴったりな一品。旨味の相乗効果で、素材そのものの美味しさが引き立つ鍋となっています。
材料（2人分）
主な材料
- 牛切り落とし肉：250g
- 塩昆布：15g
- しょうゆ：大さじ1
- オリーブオイル：大さじ1
- ルッコラ：60～80g
野菜類
- 白菜：1/4個（約400g）
- マッシュルーム：1パック（6～8個）
- タマネギ：1/2個
- ニンニク：1かけ
- トマト：1～2個（約200g）
下味用調味料（A）
- 塩：適量
- 黒コショウ：適量
作り方
1. 牛肉の下ごしらえ
- 牛切り落とし肉に塩と黒コショウを適量ふり、全体にまんべんなく下味をつけます。
- 軽くもみ込んでおくと、肉にしっかり味が染み込みます。
2. 野菜の準備
- 白菜は4～5cm長さの細切りにします。
- マッシュルームは石づきを取り除き、5mm厚さにスライスします。
- タマネギとニンニクは薄切りにし、トマトはヘタを取ってひと口大に切ります。
3. 材料を重ねる
- 土鍋に白菜を最初に敷き詰め、その上にマッシュルーム、タマネギ、ニンニクを順に重ねます。
- 牛肉を野菜の上に均等に広げ、塩昆布を全体に散らします。
- 最後にトマトをのせて、しょうゆを回しかけます。
4. 蒸し煮にする
- 土鍋の蓋をして中火にかけ、約10分間加熱します。
- トマトの水分と野菜の旨味がじんわりと鍋全体に行き渡ります。
5. 仕上げ
- 10分経ったら蓋を外し、ルッコラを加えます。
- オリーブオイルを全体に回しかけ、軽く混ぜ合わせて完成です。
料理のポイント
1. ダブルだしで旨味アップ
塩昆布とトマトが放つ旨味が、この鍋の最大の特徴です。塩昆布は昆布由来のグルタミン酸、トマトはイノシン酸が含まれ、これらが合わさることで旨味が格段に増します。調味料を少なくしても深い味わいが楽しめます。
2. 蒸し煮で素材の美味しさを引き出す
野菜と肉を重ねることで、蒸し煮の効果が発揮され、素材から出る水分で調理が進みます。水を加えなくてもトマトや白菜の水分だけで十分に蒸し煮が可能です。
3. ルッコラの風味を活かす
ルッコラは火を止めてから加えるのがポイント。ほろ苦い風味がアクセントになり、鍋全体の味を引き締めます。ルッコラが手に入らない場合は、水菜やほうれん草などでも代用できます。
4. オリーブオイルでコクをプラス
仕上げにオリーブオイルをかけることで、コクが増し、香り豊かな風味がプラスされます。エクストラバージンオリーブオイルを使用すると、より香り高く仕上がります。
まとめ
「うま味たっぷり重ね蒸し鍋」は、塩昆布とトマトが織りなす深い旨味がたまらないシンプルながら贅沢な一品です。具材を重ねて蒸すだけという手軽さもあり、忙しい日でも簡単に作れるのが魅力。寒い夜にはぜひこの鍋を囲み、身体も心も温まるひとときをお楽しみください。
