2024年10月30日放送の「DAIGOも台所」で紹介された、秋から冬にかけて旬を迎える里芋と、ジューシーな手羽中を使った「里芋と手羽の煮込み」は、香り豊かな紹興酒とオイスターソースの旨味で風味が深まる一品です。
とろけるように柔らかく煮込んだ里芋と手羽中が、ごはんにぴったりな味わいで、寒い季節にも体を温めてくれます。食卓で人気の中華風煮込みをぜひ楽しんでみてください。
材料(2人分)
- 里芋:5個(300g)
- 手羽中(半分に切ったもの):8本
- ピーマン:2個
- 長ねぎ:1/3本
- しょうが(薄切り):5g
- 黒こしょう(粗びき):小さじ1/2
- 水溶き片栗粉:適量
- ごま油:小さじ1
- サラダ油:適量
手羽中の下味
- 紹興酒:小さじ2
- しょうゆ:小さじ2
- こしょう:適量
煮込み調味料
- 紹興酒:大さじ1
- 水:700ml
- オイスターソース:小さじ2
- しょうゆ:小さじ2
- 砂糖:小さじ1/3
作り方
- 材料の準備
里芋は皮をむき、4等分のくし形に切ります。水で洗ってぬめりを取り除いておきましょう。ピーマンは半分に切り、1cm幅にカット、長ねぎは斜めに1cm幅で切ります。 - 手羽中の下味
手羽中に下味用の紹興酒小さじ2、しょうゆ小さじ2、こしょう適量を加え、もみ込んで5分ほど置きます。紹興酒の風味が手羽中の臭みを和らげ、下味が染み込みやすくなります。 - 手羽中を焼く
フライパンにサラダ油を熱し、手羽中を皮目から中火で焼きます。香ばしい焼き色がつくまで焼くことで、風味が増し、煮込み時の香ばしさが引き立ちます。焼き色がついたらフライパンの端に寄せます。 - 長ねぎとしょうがを炒める
空いたスペースに長ねぎとしょうがを加え、香りが立つまで中火で炒めます。このステップで香味野菜の風味が全体に広がり、煮込みに深い味わいが加わります。 - 煮込み
フライパンに煮込み調味料(紹興酒大さじ1、水700ml、オイスターソース小さじ2、しょうゆ小さじ2、砂糖小さじ1/3)を加え、里芋を入れます。沸騰してきたらアクを取り除き、ペーパータオルなどで落とし蓋をして中火で約20分煮ます。落とし蓋をすることで里芋が均等に柔らかく煮え、煮崩れを防げます。 - 仕上げ
煮込みが終わったら黒こしょうを加え、ピーマンを加えてさっと火を通します。水溶き片栗粉でとろみをつけ、ごま油を加え、強火で一気に仕上げます。とろみがつくと煮汁が里芋と手羽中に絡み、濃厚な味わいが楽しめます。器に盛りつけて完成です。
ポイント
- 下準備
里芋の皮をしっかり剥き、ぬめりを取り除くことで、仕上がりが滑らかになります。また、手羽中に下味をつけると、より深い味わいが楽しめます。 - 香ばしさを活かす焼き方
手羽中は皮目から焼くことで、表面がパリッと香ばしくなり、煮込んでもその風味が残ります。 - とろみとごま油でコクをプラス
水溶き片栗粉でとろみをつけると、煮汁がしっかり具材に絡んで濃厚な味わいに。最後に加えるごま油が中華風の香りを引き立て、風味豊かな仕上がりに。
この「里芋と手羽の煮込み」は、ごはんが進むおかずとしても満足感があり、紹興酒とオイスターソースの奥深い味わいがやみつきになる一品です。