9月10日の『ヒルナンデス』で紹介された藤井恵さんのマンネリ解消レシピ「さつま芋と鶏もも肉の甘辛照り煮」をご紹介します。このレシピは、鶏もも肉のジューシーさと、さつま芋のホクホク感を楽しめる甘辛い照り煮です。おかずにも、お弁当にもぴったりの一品で、栄養も豊富なので家族全員に喜ばれること間違いなしです。それでは、材料から作り方まで詳しく見ていきましょう!
材料(2〜3人分)
- さつま芋:1本(約300g)
- 大きめの1口大に乱切りし、水に15分さらしておく
- 鶏もも肉:1枚(約250g)
- 余分な脂肪を除き、1口大に切ってからAの調味料をもみ込む
- 生姜:1かけ(薄切り)
- 長ネギ:1/2本(4cmの長さに切る)
A(鶏もも肉の下味用)
- 酒:大さじ1/2
- 胡椒:少々
B(煮込みの調味料)
- しょうゆ:大さじ2
- 酒:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 水:1/2カップ
- 油:小さじ1
作り方
1. さつま芋の準備
まず、さつま芋を大きめの1口大に乱切りし、水に15分さらします。これにより、さつま芋の表面に付いている余分なデンプンが取れ、煮込んだときにホクホクとした食感になります。また、さつま芋を水にさらすことで、煮込み時に色がきれいに仕上がります。
2. 鶏もも肉の下味をつける
次に、鶏もも肉は余分な脂肪を除き、1口大に切り、**A(酒、大さじ1/2、胡椒少々)**をもみ込みます。この下味をつけることで、鶏肉に風味が染み込み、仕上がりがより美味しくなります。鶏肉は皮を下にして焼くことで、パリッとした食感を楽しめます。
3. 鶏肉を焼く
フライパンに油を熱し、鶏もも肉を皮目を下にして入れます。中火〜強火でこんがりと焼き色をつけていきます。焼き色がしっかりついたら、裏返して反対側も焼きます。このひと手間で、鶏肉のうま味が凝縮され、香ばしさが加わります。
4. さつま芋を加える
焼いた鶏肉に、水気を切ったさつま芋を加え、炒めます。芋が油に絡んで少し色が変わったら、水を加えて、蓋をして強めの中火で5分加熱します。この加熱で、さつま芋が少し柔らかくなり、煮込みやすくなります。
5. 煮込む
次に、B(しょうゆ、大さじ2、酒、大さじ2、みりん、大さじ1、水、1/2カップ)を加え、中火にします。蓋をして時々返しながら、約20分ほど煮ます。途中、さつま芋と鶏肉が焦げ付かないように、時々返しながら調理してください。煮ているうちに、煮汁が少しずつ蒸発し、ツヤのある照り煮が出来上がります。
6. 仕上げ
煮込みが終わったら、**長ネギ(4cmの長さに切ったもの)**を加えてさらに1〜2分煮て、ネギがしんなりしたら完成です。長ネギが甘みを加えて、全体のバランスが整います。
ポイント
- さつま芋の下ごしらえ:さつま芋を水にさらすことで、デンプンを除き、煮込み時に色がきれいに仕上がります。また、水にさらす時間を守ることで、煮崩れも防げます。
- 鶏肉の焼き色:鶏肉を皮目から焼くことで、パリっとした皮が香ばしく、脂身も落ちてジューシーな仕上がりになります。しっかり焼き色をつけることが、料理全体の美味しさに繋がります。
- 煮込み時間:さつま芋はしっかりと煮込むことで、甘みが引き出され、鶏肉も柔らかくなります。煮汁が少し残るくらいでツヤが出たら完成です。煮すぎないように、程よく煮るのがポイントです。
- 長ネギの加え方:長ネギを煮込み終わる直前に加えることで、ネギの甘みがスープに溶け込み、全体の味がまろやかになります。
まとめ
「さつま芋と鶏もも肉の甘辛照り煮」は、鶏もも肉の旨味とさつま芋の甘みが絶妙に絡み合う、秋にぴったりの一品です。照り煮という調理法は、材料にしっかりと味が染み込み、食べ応えも抜群です。煮込む時間が少し長めですが、その分、しっかりと味が深まります。おかずにも、お弁当にもぴったりなこのレシピをぜひ試してみてください!