2024年9月27日放送の、フジテレビ系「ノンストップ」で中山優馬さんが紹介した「ゆで豚のポッサム風」のレシピをご紹介します。韓国料理のポッサムは、ゆでた豚肉とさまざまな野菜を包んでいただくお料理で、旨味と野菜の新鮮さが一度に楽しめるメニューです。このレシピでは豚バラ肉を使用し、リンゴやコチュジャンのヤンニョムが味のアクセントとなり、さらにしらすや塩麹でうまみを加えています。
サンチュやエゴマの葉で包んでいただくことで、ポッサムらしい食感も堪能できます。
材料
- 豚バラ薄切り肉 200g
- 大根 150g
- キュウリ 1/2本
- 万能ネギ 3～4本
A：ヤンニョム（韓国風合わせ調味料）
- リンゴ（すりおろす） 50g
- コチュジャン 大さじ1
- いりゴマ（白） 小さじ1
- ショウガ（すりおろす） 小さじ1
- ニンニク（すりおろす） 少々
B：豚肉の下ゆで用
- みそ 大さじ1と1/2
- ショウガの皮 適量
- リンゴの皮 適量
- 万能ネギの根 適量
C：薬味と包み野菜
- しらす干し 30g
- 塩麹 大さじ1と1/2
- サンチュ 適量
- エゴマの葉 適量（なければサニーレタスや青ジソなど）
作り方
- 野菜の下ごしらえ
大根は4cmの長さ、5mm幅の棒状に切ります。キュウリは3～4mmの斜め切りにしてから棒状に切ります。万能ネギは4cmの長さに切り揃えましょう。 - ヤンニョム（韓国風合わせ調味料）を作る
ボウルに、Aの材料（リンゴのすりおろし、コチュジャン、いりゴマ、ショウガのすりおろし、ニンニクのすりおろし）を全て加えてよく混ぜます。そこに、1で切った大根やキュウリ、万能ネギを加えて全体を和え、ヤンニョムの風味が野菜にしっかり馴染むようにします。 - 豚肉を下ゆでする
豚バラ薄切り肉は3等分にカットします。鍋に1.2Lの湯を沸かし、Bの材料（みそ、ショウガの皮、リンゴの皮、万能ネギの根）を加えて風味を引き出します。豚肉を加え、色が変わるまでゆでたら取り出し、バットで粗熱を取ります。みそやショウガの香りがほんのりと残り、豚肉が食べやすくなります。 - しらすの塩麹和えを用意する
ボウルにCのしらす干しと塩麹を入れてよく混ぜます。しらす干しの塩気と塩麹の甘みが合わさり、豚肉や野菜と一緒に食べるとバランスのよい味わいになります。 - 盛り付け
器にヤンニョムで和えた大根、キュウリ、万能ネギ、ゆでた豚肉、しらすの塩麹和えを盛り付けます。サンチュやエゴマの葉などの包み野菜を添え、準備完了です。
ポイント
- 下ゆでの工夫
豚肉をみそや香味野菜と一緒にゆでることで、臭みが取れて、旨味が増します。ゆで汁にリンゴの皮やショウガを加えることでさっぱりとした風味もプラスされます。 - しらすと塩麹の旨味のバランス
塩麹を使うことでしらすの風味がより引き立ち、発酵の深い味わいが楽しめます。野菜や豚肉のシンプルな味わいと合わせると絶妙な組み合わせです。 - ヤンニョムの味付け
コチュジャン、ショウガ、ニンニク、リンゴなどが調和したヤンニョムが野菜に絡み、ピリッとした辛さと甘みが豚肉との相性抜群です。辛さの加減はお好みで調整可能です。 - 包んで食べる楽しさ
サンチュやエゴマの葉で包むと、食感が加わり、食べ応えもアップ。野菜と肉を一緒に包むことで、手軽に栄養バランスの良い一品が楽しめます。サニーレタスや青ジソも代用可能なので、お好みに合わせてアレンジしてみてください。
この「ゆで豚のポッサム風」は、ご家庭でも本格的な韓国料理のエッセンスを手軽に楽しむことができる一品です。
