2024年9月11日放送の「ノンストップ」で紹介された、「ガパオ風ライス」は、日本で手に入りやすい食材を使いながら、手軽にエスニックな味わいを楽しめる一品です。牛肉の旨味にバジルや青ジソの爽やかな香りが加わり、ナンプラーの風味が食欲をそそります。ピーマンや青唐辛子のピリ辛もアクセントになり、ボリューム満点ながらさっぱりとした後味が特徴です。
材料(2人分)
- 牛切り落とし肉:200g
- しょうゆ(あればタイしょうゆ):小さじ1
- 片栗粉:小さじ2
- 青ジソ:20枚
- スイートバジル:2枝
- 青唐辛子:1~2本
- ニンニク:1かけ
- ピーマン(緑・赤):各1個
- 太白ゴマ油(またはサラダ油):大さじ4
- 卵:2個
- A
- ナンプラー:大さじ1
- 砂糖:大さじ1弱
- 温かいご飯:どんぶり2杯分
作り方
- 牛肉の下ごしらえ
- 牛切り落とし肉200gを一口大に切り、しょうゆ小さじ1をからめます。
- 全体に片栗粉小さじ2をまぶして、味を染み込ませながら下味をつけます。
- 香味野菜の準備
- 青ジソ20枚とスイートバジル2枝はざく切りにします。
- 青唐辛子1~2本とニンニク1かけはみじん切りにしておきます。
- ピーマン(緑・赤 各1個)はヘタと種を取り除き、細切りにします。
- 目玉焼きの準備
- フライパンに太白ゴマ油(またはサラダ油)大さじ4を入れて中火で温めます。
- 卵1個をそっと割り入れ、油をかけながら周りがカリカリになるまで焼きます。
- 焼き上がったらペーパータオルに取り出し、余分な油を切ります。もう1個も同様に焼きます。
ポイント: 目玉焼きを強火で焼くことで、外はカリッと中はとろりとした仕上がりになります。
- ピーマンの油通し
- 目玉焼きの残りの油を使用して、フライパンの火を止めてからピーマンを加えます。
- 全体が鮮やかな色に変わるまで軽く炒めたら、ボウルの上にザルを置いて油を切ります。
- 油は後で使うので、ボウルに残しておきます。
ポイント: ピーマンを油通しすることで、シャキシャキした食感が保たれます。
- 香味野菜と肉の炒め
- フライパンに残しておいた油を戻し、中火で熱します。
- ニンニクと青唐辛子を加えて炒め、香りが立ったら牛肉を加え、強めの中火でほぐしながら炒めます。
- 調味料で味付け
- 牛肉に9割ほど火が通ったら、Aのナンプラー(大さじ1)と砂糖(大さじ1弱)を加え、しっかりと水気が飛ぶまで炒めます。
- 香ばしさが出てきたらピーマンを戻し入れ、火を止めて青ジソとバジルを加え、全体をひと混ぜして香りを引き出します。
- 盛り付け
- 器に温かいご飯をよそい、炒めた具材をたっぷりと盛り付けます。
- 最後に目玉焼きをのせ、彩りを添えて完成です。
美味しく仕上げるポイント
- 下味の工夫: 牛肉に片栗粉をまぶすことで、炒めた際に柔らかく仕上がり、肉汁が閉じ込められます。
- ピーマンの油通し: ピーマンを油通しすることで、しっかりとした食感が残り、全体の食感がよりリッチになります。
- 香味野菜のタイミング: 青ジソとバジルは、火を止めてから加えることで香りが飛ばず、爽やかさが引き立ちます。
- 目玉焼きの焼き加減: 目玉焼きは外はカリッと、黄身はとろりと仕上げるのがおすすめです。