2024年11月5日のNHK系【きょうの料理ビギナーズ】で紹介された「ポークカツレツ」のレシピをご紹介します。豚のバラ薄切り肉を重ねて作る、ミルフィーユ状のカツレツは、ジューシーでボリューム満点。カリッとした衣と、中の豚肉が絶妙に調和した一品です。
香ばしいソースと一緒にいただくことで、さらに美味しさが引き立ちます。今回は、このレシピの作り方とコツを詳しくお伝えします。
ポークカツレツの材料(2人分)
- 豚バラ肉(薄切り): 12枚(約240g)
- 溶き卵: 1個分
- パン粉: 適量
- オリーブ油: 適量
- バター: 小さじ1
- キャベツ(せん切り): 1/6個分
- ミニトマト(ヘタを取って半分に切る): 4個分
ソース
- トマトケチャップ: 大さじ1と1/3(約20g)
- ウスターソース: 大さじ1強(約20g)
- マヨネーズ: 大さじ1と2/3(約20g)
- 塩・こしょう: 適量
- 小麦粉: 適量
ポークカツレツの作り方
1. 豚肉の準備
まず、豚バラ肉(薄切り)をまな板に広げ、約30cm四方のラップを敷いて、その上に豚肉を3枚ずつ並べます。これを2組作り、1組は3つ折りにし、もう1組で包んで正方形にします。この作業をもう1回繰り返し、ミルフィーユ状のカツレツを作ります。豚肉を重ねることで、食べごたえのあるボリューム満点のカツレツになります。
2. 下味をつける
重ねた豚肉に塩とこしょうを少々ふり、下味をつけます。この一手間で、豚肉の旨味が引き立ちます。
3. 衣をつける
次に、小麦粉を薄くまぶし、溶き卵にくぐらせます。その後、パン粉をしっかりとつけ、衣を整えます。パン粉が均等に付くように注意しましょう。カツレツの衣がサクサクに仕上がるためには、パン粉をしっかりつけることが大切です。
4. 揚げ焼きする
フライパンにオリーブ油を適量入れ、油の深さは肉の厚みの半分程度になるようにします。ここにバター(小さじ1)を加えて、強めの中火で油を温めます。油が温かくなったら、衣をつけた肉をフライパンに入れます。スプーンを使って、油をかけながら揚げ焼きにします。約5分ほど揚げ焼きにすると、香ばしい香りがしてきます。
5. 裏返して焼き色をつける
肉に焼き色がついたら裏返し、ごく弱火にします。フライパンを揺すりながら、さらに2分ほど揚げ焼きにして、もう片面にも焼き色をつけます。しっかりと焼き色がついて、中までしっかり火が通るようにします。
6. 盛り付け
カツレツが揚げ焼きできたら、器に盛り付けます。サクサクのカツレツの横に、せん切りしたキャベツ(1/6個分)とミニトマト(4個分)を添えます。キャベツのシャキシャキ感と、トマトの甘みが、ポークカツレツにぴったりです。
7. ソースの準備
最後に、ソースを作ります。トマトケチャップ(大さじ1と1/3)、ウスターソース(大さじ1強)、マヨネーズ(大さじ1と2/3)をよく混ぜ合わせ、カツレツの上にかけるか、別添えにして提供します。自家製のソースは、カツレツに深い味わいを加えます。
料理のポイント
- 豚肉の選び方: 豚バラ肉を薄切りにして使用しますが、肉を重ねることで、ジューシーで柔らかいカツレツに仕上がります。バラ肉は脂身が適度にあり、カツレツにするには最適です。
- 衣の付け方: 小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけますが、特にパン粉はしっかりと付けることがポイントです。衣がサクサクに仕上がることで、カツレツの食感が良くなります。
- 揚げ焼きの温度管理: フライパンで揚げ焼きする際は、油の温度が高すぎないように注意しましょう。高すぎる温度だと、外は焦げて中が生焼けになることがあります。強めの中火でゆっくりと揚げ焼きにするのがコツです。
おすすめのアレンジ
- ソースのアレンジ: トマトケチャップとウスターソースに加えて、少しチリソースを足してピリッとした辛さを加えても美味しいです。
- サイドディッシュ: キャベツのせん切りをレタスや水菜に変えることで、さらにさっぱりとした味わいに仕上げることができます。
この「ポークカツレツ」は、外はカリッと、中はジューシーな食感が魅力の一品です。家庭で手軽に本格的なカツレツを楽しめるので、ぜひ試してみてください。