2024年11月11日放送の日本テレビ系【ヒルナンデス】では、家庭で簡単に作れる「八宝菜」のレシピが紹介されました。八宝菜は、肉や海老、たくさんの野菜を使った中華風の煮込み料理で、白いご飯にもよく合う、栄養バランスの良い一品です。
このレシピでは、塩麹で下味をつけることで素材の旨味を引き出し、家庭でも簡単に本格的な味を楽しむことができます。短時間で仕上げられるため、忙しい日にもぴったりです。
八宝菜とは?
八宝菜は、中国料理の定番メニューで、さまざまな具材を炒め煮し、とろみをつけたあんで仕上げる料理です。「八宝」は「たくさんの具材」を意味し、肉や魚介、野菜を豊富に使うのが特徴です。具材が多彩な分、栄養価が高く、食べ応えもあります。また、鶏がらスープと塩麹で作るシンプルな味付けが、素材の美味しさを引き出してくれます。
八宝菜の材料(作りやすい量)
- 豚肉 60g(薄切り)
- 海老 60g(殻と背ワタを取り除く)
- 塩麹 30g
- 野菜 100g(白菜、ピーマン、にんじんなどお好みの野菜)
- 水 300ml
- 中華だしのスープ 200ml(鶏がらスープでも可)
- 水(水溶き片栗粉用) 大さじ2
- 片栗粉 大さじ1
八宝菜の作り方
1. 下ごしらえ
- 豚肉は一口大に切り、海老は殻をむいて背ワタを取り除きます。
- 野菜は、白菜をざく切り、ピーマンを薄切り、にんじんを細切りにします。野菜の切り方はお好みで構いませんが、火の通りを均一にするため、サイズを揃えて切ると良いでしょう。
2. 下味をつける
- 豚肉と海老に塩麹30gを揉み込み、10分ほどおいて下味をつけます。塩麹を使うことで、肉や海老が柔らかくなり、旨味も増します。
3. 具材を炒める
- フライパンに少量の油を引き、豚肉と海老を入れて炒めます。塩麹が具材にしっかりと馴染んで、香ばしい香りがするまで炒めましょう。
- 豚肉と海老が軽く色づいたら、野菜(白菜、ピーマン、にんじん)を加えて炒め、具材全体に油が回るように混ぜます。
4. スープで煮る
- フライパンに水300mlと中華だしのスープ200mlを加え、煮立たせます。スープの旨味が具材にしっかり染み込むまで、中火で煮込みます。
- 野菜がしんなりと柔らかくなり、豚肉と海老にも火が通ったら、次の工程に進みます。
5. 水溶き片栗粉でとろみをつける
- 水溶き片栗粉(大さじ1の片栗粉と大さじ2の水を混ぜたもの)を用意し、フライパンに少しずつ加えてとろみをつけます。
- 全体がとろりとした状態になったら、火を止めて完成です。とろみはお好みで調整してください。
6. 盛り付け
- 八宝菜を器に盛り、お好みでご飯と一緒にいただきます。ご飯にかけて丼ぶり風にしても美味しいです。
八宝菜作りのポイント
- 塩麹で旨味アップ:塩麹を使うことで、豚肉や海老の旨味が引き立ち、柔らかく仕上がります。また、塩麹には酵素が含まれているため、下味として使うことで食材の風味も良くなり、全体の味わいが深まります。
- 野菜の切り方に注意:野菜の火の通りを均一にするために、切り方を揃えることがポイントです。にんじんは火が通りにくいので細めに、白菜やピーマンはザク切りにして、均一な仕上がりを目指しましょう。
- スープの量を調整:八宝菜はとろみのある仕上がりが理想ですが、好みに合わせてスープの量や水溶き片栗粉の量を調整してください。お好みでスープ多めに仕上げれば、スープ煮風にアレンジできます。
- 具材のアレンジ:基本の豚肉や海老に加えて、いか、ホタテ、またはきのこなど、季節の野菜や好みの具材でアレンジしてみるのもおすすめです。具材の種類が増えることで、より一層深い味わいを楽しめます。
- 火加減を調整:全ての具材に火が均等に通るように、中火で煮込むのがポイントです。火が強すぎるとスープが蒸発しすぎてしまうので、じっくりと具材にスープの味を染み込ませましょう。
まとめ
「八宝菜」は、たくさんの具材を炒めてスープで煮込む中華風の料理で、家庭でも簡単に本格的な味が楽しめます。塩麹を使って下味をつけることで、具材が柔らかく風味豊かになり、白いご飯との相性も抜群です。また、食材のアレンジもしやすいので、冷蔵庫の残り野菜を使ったり、お好みの具材を加えてオリジナルの八宝菜を楽しむこともできます。
寒い季節には特にぴったりの、温かく食べ応えのある料理です。八宝菜を作って、家族みんなで栄養満点の食卓を囲んでみてはいかがでしょうか?