2024年11月26日に放送された「NHKあさイチ」の「みんな!ゴハンだよ」コーナーで、ワタナベマキさんが紹介した「豚肉のカリフラワー&りんご煮」は、りんごの自然な甘みを活かした一品です。豚肉とカリフラワーの旨味に、りんごの優しい甘みと酸味が加わることで、まろやかで深い味わいに仕上がります。
この料理は特別な調味料を使わずに、素材の持ち味を最大限に引き出したシンプルでヘルシーな一皿です。今回は、このレシピを詳しくご紹介します。
材料(3人分)
- カリフラワー(小房に分ける)1個(400~500g)
- 豚肩ロース肉(塊)400g
- 塩 小さじ1+1/3(小さじ1は豚の下味に、1/3は煮込む前に使用)
- たまねぎ(10等分のくし形切り)1個(約200g)
- りんご(よく洗い、皮付きのまま1cm幅のくし形切り)1個(200~250g)
- にんにく(潰す)1かけ
- ローリエ 1~2枚
- オリーブ油 小さじ2
調味料(A)
- 水 200ml
- 白ワイン 100ml
仕上げ
- パセリ(みじん切り)少々
- 黒こしょう(粗びき)少々
作り方
- 豚肉の下準備
- 豚肩ロース肉に塩(小さじ1)を全体にしっかりとまぶしつけます。
- ラップで包み、冷蔵庫で最低1時間以上置きます(できれば一晩置くとさらに美味しくなります)。
- 鍋で豚肉を焼く
- 鍋にオリーブ油(小さじ2)と潰したにんにくを入れ、中火で加熱します。
- 香りが立ってきたら、冷蔵庫から取り出し常温に戻した豚肉を鍋に加え、全面に焼き色をつけます。
- 野菜とりんごを炒める
- カリフラワー、たまねぎ、りんご、ローリエを鍋に加えます。
- 全体をサッと炒めて香りを引き出します。
- 煮込む
- A(水200ml、白ワイン100ml)を鍋に加えます。
- 煮立ってきたらアクを丁寧に取り除きます。
- 塩(小さじ1/3)を加え、ふたをして弱めの中火に調整します。
- 豚肉の上下を時々返しながら、約50分間じっくりと煮込みます。
- 仕上げる
- 豚肉を取り出して食べやすい厚さに切り分けます。
- 器に豚肉を盛り付け、煮込んだカリフラワーとりんごを添えます。
- パセリと黒こしょうをふりかけて完成です。
ポイント
- りんごの選び方
- 甘みと酸味のバランスが良いりんごを使うのがおすすめです。紅玉やふじが最適です。
- 豚肉をジューシーに仕上げるコツ
- 下味をつけた豚肉は、冷蔵庫から出して常温に戻してから焼くことで、均一に火が通りジューシーな仕上がりになります。
- 白ワインの代用
- 白ワインがない場合は、料理酒や無添加のりんごジュースで代用できます。
- りんごジュースを使う場合は砂糖を控えめに調整してください。
- カリフラワーの風味を引き出す
- 煮込みすぎるとカリフラワーが柔らかくなりすぎるので、50分の煮込み時間を守るのがポイントです。
- しっかり煮込むことでスープの旨味を吸い込み、ホクホクした食感が楽しめます。
- アレンジのアイデア
- 残ったスープはパスタソースやリゾットに活用可能です。
- パンを添えると、洋風のディナーとしても映えます。
まとめ
「豚肉のカリフラワー&りんご煮」は、りんごが砂糖代わりとなり、素材本来の甘みと酸味を活かしたヘルシーな煮込み料理です。カリフラワーがスープの旨味をたっぷり吸い込み、豚肉とりんごとの絶妙なハーモニーが楽しめます。シンプルな材料で作れるため、特別な日のごちそうとしても普段の献立にもおすすめです。ぜひご家庭で試してみてください!