2024年12月1日放送の「男子ごはん」では、毎回家庭で簡単に作れる絶品料理が紹介されますが、今回のテーマは「根菜を美味しく食べよう 第7弾『牛乳を使った3品』」。栗原心平さんが提案した「大根のクリーム煮」は、ホッとする味わいとシンプルな素材を活かした優しい料理です。
とろりとしたクリームソースが大根に絡み、冬の食卓にぴったりの一品となっています。
材料(2~3人分)
大根のクリーム煮
- 大根:8㎝(約350g)
調味料(A)
- 水:200㏄
- 牛乳:200㏄
- 酒:大さじ1
- 鶏がらスープの素(半練りタイプ):小さじ1
- おろししょうが:1片分
- 塩:小さじ1/3
とろみ付け(B)
- 片栗粉:大さじ2/3
- 水:大さじ2/3
仕上げ
- 万能ねぎ(小口切り):適量
作り方
1. 大根の下ごしらえ
- 大根は2㎝厚さの輪切りにし、皮を剥きます。両面に十字の切り込みを入れ、味が染みやすくします。
- 耐熱ボウルに大根を入れ、ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで5~6分加熱します。
- 加熱後、流水で洗い、余分なぬめりを取り除きます。
2. クリームスープの準備
- 鍋に(A)の水、牛乳、酒、鶏がらスープの素を入れ、強火にかけます。
- 沸騰してきたら、下ごしらえした大根を加え、弱火にして約15分煮ます。大根が透明感を帯び、柔らかくなったらOKです。
3. 味を調える
- 味を見て、必要なら塩を加えます。
- おろししょうがを鍋に加え、全体を混ぜ合わせ、風味を引き立てます。
4. とろみを付ける
- (B)の片栗粉と水をよく混ぜ、鍋に少しずつ加えながらかき混ぜます。
- とろみがつくまで弱火で煮詰め、ソースが滑らかになるようにします。
5. 仕上げ
- 器に盛り付け、仕上げに万能ねぎを散らして完成です。
ポイント
- 大根の下処理がカギ
レンジで加熱することで時短になり、大根が柔らかくなりやすくなります。流水でぬめりを取ることで、スープの味わいがクリアになります。 - 牛乳のコクを生かす
水と牛乳の割合を均等にすることで、濃厚すぎないマイルドなクリーム煮に仕上がります。牛乳は沸騰させすぎないように注意し、弱火でじっくり煮るのがポイントです。 - しょうがでさっぱり感をプラス
おろししょうがを加えることで、クリーム煮のこってり感を抑え、爽やかな風味がプラスされます。寒い冬でも体が温まり、消化も助けてくれる嬉しい要素です。 - とろみの調整
片栗粉を加える際は、一気に入れず少しずつ様子を見ながら加えることで、なめらかなとろみがつきます。ダマにならないよう、しっかりかき混ぜましょう。 - 仕上げの万能ねぎで彩りを
最後に万能ねぎを散らすことで、見た目が美しくなり、香りも引き立ちます。お好みで粗挽き黒胡椒を振っても美味しくいただけます。
まとめ
「大根のクリーム煮」は、大根の甘みとしょうがの香り、そして牛乳の優しいコクが三位一体となった絶品料理です。シンプルな材料で作れるので、忙しい日にもぴったり。ぜひご家庭で、この冬にぴったりのクリーミーでほっとする味わいをお試しください。