2024年10月8日放送の【きょうの料理】で有元葉子さんが紹介した「さつまいものレモン煮」のレシピをご紹介します。このレシピは、甘酸っぱい煮汁とともに、さつまいもの自然な甘さとレモンのさわやかな風味が引き立つ一品です。グラニュー糖を使用することで、色鮮やかに仕上がるのもポイント。これからの季節にぴったりの心温まる料理です。それでは、材料と手順を詳しくご紹介します。
材料（つくりやすい分量）
- さつまいも: 2本（400～500g）
- レモン（国産/ノーワックスのもの）: 1個
- グラニュー糖: 大さじ5～6
- 塩: 少々
作り方
- さつまいもの準備
- さつまいもは、皮をつけたまま1cm厚さの輪切りにします。切ったさつまいもをすぐに水に浸し、20分間ほどアク抜きをします。これにより、さつまいもの色がきれいに保たれます。
- さつまいもの下ゆで
- アク抜きしたさつまいもを流水でよく洗い、水けをしっかり切ります。鍋にさつまいもを入れ、ちょうどかぶるくらいの水を加えます。竹串が少し入るくらいの硬さになるまで中火でゆで、ゆで汁は捨てます。さつまいもがまだ少し硬い状態で大丈夫です。
- レモンの準備
- レモンは皮付きのまま薄く輪切りにします。ノーワックスのものを使用すると、安心して皮ごと調理できます。
- 煮る工程
- 鍋に下ゆでしたさつまいもを戻し、ひたひたになるまで水を注ぎます。ここにグラニュー糖大さじ4、塩少々、薄切りにしたレモンを加えます。
- 味を染み込ませる
- さつまいもとレモンを鍋に入れたら、落としぶたをして弱火で10〜15分間煮ます。途中で竹串を刺して、さつまいもがスッと通る柔らかさになっているか確認します。
- 煮ている途中で味を見て、必要であればグラニュー糖大さじ1〜2を追加します。お好みの甘さに調整してください。
- 冷まして味を含ませる
- さつまいもが柔らかく煮えたら火を止め、鍋のまま冷まします。冷める過程でさつまいもに味がじっくりと染み込みます。
ポイント
- アク抜き: さつまいものアク抜きは必ず行ってください。これによって、仕上がりの色が美しくなります。
- グラニュー糖の使用: 砂糖の種類によっては色が変わってしまうことがありますが、グラニュー糖はその変化が少ないためおすすめです。
- レモンの品質: 皮ごと使うため、農薬処理の少ない国産レモンやノーワックスのものを選びましょう。
以上が「さつまいものレモン煮」の作り方です。シンプルながらも、さつまいものほくほくとした甘さとレモンの爽やかな香りが見事に調和した一品です。ご家庭でもぜひ試してみてください。温かくても冷やしてもおいしくいただけるので、お弁当やちょっとしたおもてなしにもぴったりです。作り置きしても味がなじんでさらに美味しくなるので、時間のあるときに多めに作っておくのも良いでしょう。
