2024年10月31日放送の「あさイチ」でしょうかいされた、「かぶと鶏肉のクリームシチュー」は、里芋のすりおろしがまろやかなとろみを与え、優しい味わいのクリームシチューです。かぶのほのかな甘みと鶏肉のうまみが一体となり、特別な手間をかけずに深い味わいが楽しめます。白ワインの香りがアクセントとなり、食卓に華やかな風味を添えます。寒い季節にぴったりのあたたかい一品ですので、ぜひお試しください。
材料(4人分)
- 鶏もも肉:1枚(300g)
- かぶ:5個
- 里芋:2個(正味100~120g)
- 白ワイン:大さじ2
- スープ:カップ1と1/2
(顆粒洋風スープのもと小さじ2を湯カップ1と1/2で溶いたもの) - 牛乳:カップ1
- 生クリーム:カップ1
- 塩:適量
- こしょう:適量
- サラダ油:大さじ1/2
作り方
- 材料の下ごしらえ
- 鶏もも肉は余分な脂肪を取り除き、一口大に切ります。
- かぶは茎を切り落とし、皮をむいて4~6等分のくし形に切ります。
- 里芋はよく洗い、皮をむいてから紙タオルで水気をしっかり拭き、すりおろします。これにより、シチューにとろみを出すための準備が整います。
- 鶏肉の炒め調理
- 鍋にサラダ油大さじ1/2を入れて中火で熱し、鶏もも肉を入れます。
- 鶏肉の表面が白く色づき始めたら、塩・こしょう(各少々)を振り、味をなじませます。
- 次に白ワインを加えてアルコール分を飛ばし、香りが立つまで煮詰めます。
- かぶとスープを加える
- 鶏肉に白ワインがなじんだら、かぶを加えて軽く炒めます。
- 続けて、あらかじめ用意しておいたスープを鍋に加え、中火で煮立てます。
- 煮立ったら蓋をし、弱火~中火で約5分間煮込み、かぶがやわらかくなるまで火を通します。
- 牛乳と生クリーム、里芋でとろみをつける
- かぶが柔らかくなったら、牛乳と生クリームを加えます。再び煮立たせたら、火を弱め、すりおろした里芋を少しずつ加えてとろみをつけていきます。
- 1~2分程度煮込んで、全体がとろっとしたクリーム状になるまで加熱します。
- 味を調える
- 塩・こしょう(各少々)で最後の味調整を行い、お好みの濃さと味わいに整えます。
- すべての材料が馴染んでシチューがクリーミーな状態になれば完成です。
料理のポイント
- 里芋で自然なとろみを
このシチューの特徴は、里芋のすりおろしで自然なとろみをつけることにあります。市販のルーや小麦粉を使わずにとろみが出るため、ヘルシーな仕上がりになるだけでなく、素材そのものの風味が生かされます。 - かぶは火を通しすぎない
かぶは煮込みすぎると崩れやすいので、柔らかくなりすぎない程度に火を通すのがポイントです。これにより、かぶの食感と自然な甘みがしっかりと残ります。 - 白ワインで香りをプラス
白ワインはシチューに爽やかな香りを加え、料理全体の風味を引き締めます。アルコールはしっかり飛ばすことで、ワインの酸味や苦味を残さず、風味だけが加わります。ワインがなければ、水かスープで代用してもかまいませんが、ワインの香りが加わると少し特別な一品に仕上がります。 - 牛乳と生クリームでクリーミーに
牛乳と生クリームを合わせて使うことで、まろやかな口当たりのクリームシチューが完成します。クリームが濃すぎると感じる場合は、牛乳の割合を増やして軽めにすることもできます。
アレンジアイデア
- 野菜を増やす
ブロッコリーやにんじん、じゃがいもなど、お好みの野菜を追加することで彩りが良くなり、栄養価もアップします。彩り野菜を加えると、見た目が華やかになり、家族やおもてなしにもぴったりです。 - ご飯やパンと一緒に
シチューのとろみがしっかりしているので、パンやご飯と一緒に楽しむと主食も兼ねた一皿として満足感が増します。