2024年11月2日に放送された【青空レストラン】で紹介された「洋風そばコロッケ」のレシピをブログ用にまとめました。この「洋風そばコロッケ」は、そば粉を使ったホワイトソースやそばの丸抜きを生地や衣に使用することで、そばの風味を存分に楽しめる一品です。トマトソースの酸味とバターの香ばしさが加わり、まるで洋食屋さんのコロッケのような味わいです。以下の手順で、ぜひ自宅でお楽しみください。
洋風そばコロッケの材料(4人分)
ホワイトソース
- 入野谷在来そば粉:10g
- バター(有塩):10g
- 生クリーム:100cc
- 牛乳:100cc
- 塩・こしょう:適宜
コロッケ生地
- ジャガイモ:300g
- 合挽き肉:50g
- 入野谷在来そばの丸抜き(生地用):30g
- パルミジャーノ・レッジャーノ:15g
- にんにく(すりおろし):少量
- サラダ油:少量
衣・揚げ油
- 入野谷在来そばの丸抜き(衣用):100g程度
- 鶏卵:1個
- 小麦粉:適宜
- バター(揚げ調理用):適宜
トマトソース(4食分・省略可)
- トマト水煮缶のソース(またはトマトジュースで代用可):120cc
- バター(有塩):40g
- にんにく:1片
- 塩・こしょう:適宜
作り方
1. 衣用のそばの準備
まず、衣用の「入野谷在来そばの丸抜き」を厚手のポリ袋に入れ、麺棒などで叩いて粗く砕いておきます。食感を残すため、完全に粉砕せずにまばらに砕くのがポイントです。
2. 生地用のそばの準備
生地用の「入野谷在来そばの丸抜き」を5分ほど茹でます。茹で上がったら水気を切り、しっかりと冷ましておきます。
3. 合挽き肉を炒める
フライパンに少量のサラダ油を入れ、合挽き肉を焦げないように炒めます。火が通り、香ばしい香りが出てきたら火を止め、粗熱を取っておきます。
4. ジャガイモの下ごしらえ
ジャガイモは皮付きのまま塩分濃度2%の湯で茹で、中心まで柔らかくなるまで火を通します。茹で上がったらザルに取って粗熱を取り、皮を剥いて適当な大きさに切ります。電子レンジで加熱してもOKです。
5. ホワイトソースの作成
片手鍋にバターを入れ、弱火で溶かします。溶けたバターに入野谷在来そば粉を加え、ヘラでやさしく混ぜながらルー状にします。次に、牛乳と生クリームを加えてよく混ぜ、焦げないように注意しながら少し硬めのホワイトソースに仕上げます。塩とこしょうで味を調えたら、粗熱を取ります。
6. トマトソースの準備(省略可)
片手鍋にトマト水煮缶のソース(またはトマトジュース)、バター、にんにくを入れ、弱火で加熱します。にんにくの香りが芳醇に変わったら取り出し、塩とこしょうで味を整えます。
7. コロッケ生地の作成
大きめのボウルにジャガイモを入れ、マッシャーなどでつぶします。そこに炒めた合挽き肉、茹でた丸抜きそば、パルミジャーノ・レッジャーノ、すりおろしたにんにくを加えます。
8. ホワイトソースを加える
ホワイトソースを少しずつ加えながら、生地全体がなじむように混ぜ合わせます。生地がまとまり、成形できる硬さになるまでホワイトソースを調整し、最後に塩とこしょうで味を整えます。
9. 俵型に成形し、衣を付ける
コロッケの生地を25~30gずつ取り、手で俵型に成形します。成形した生地に、小麦粉、溶き卵、砕いた丸抜きそばの順でしっかりと衣を付けます。
10. バターで揚げ焼きする
小さめのフライパンに多めのバターを入れて溶かし、コロッケを並べて揚げ焼きにします。バターをかけながら時々裏返し、表面が程よく色づいたら完成です。焦げやすいので、火加減に注意しながら調理しましょう。
11. 盛り付けと仕上げ
皿にトマトソースを敷き、その上にコロッケを盛り付けます。お好みでサラダを添えて、洋風そばコロッケの完成です。
調理のポイント
- ホワイトソースの硬さ
ホワイトソースは少し硬めに仕上げることで、コロッケ生地とよくなじみます。柔らかすぎると成形が難しくなるため、ソースの加減に注意してください。 - そばの丸抜きを衣に使う
そばの丸抜きを衣に使うことで、香ばしい風味とカリッとした食感が楽しめます。粗く砕くことで、そば本来の香りと食感がアクセントになります。 - バターで揚げ焼きする
コロッケはバターで揚げ焼きにすることで、風味が豊かになり、表面がカリッと香ばしく仕上がります。ただし、バターは焦げやすいため、火加減に気を付け、短時間で揚げるのがポイントです。 - トマトソースの酸味と調和
トマトソースの酸味が、コロッケの濃厚な味わいを引き締め、全体のバランスが良くなります。トマトソースは市販のものを使っても構いませんが、自家製のソースを作るとさらに本格的な仕上がりになります。
この「洋風そばコロッケ」は、そばの風味と洋風の味付けが絶妙に調和した一品で、家庭で手軽に楽しめるのが魅力です。