2024年11月5日放送のフジテレビ系【ノンストップ】の「笠原将弘のおかず道場」で紹介された「鶏とサトイモの煮っころがし」のレシピをご紹介します。鶏モモ肉の旨味と、サトイモのねっとりした食感が絡み合う、風味豊かな一品です。ほんのり甘い煮汁とピリッとした一味唐辛子がアクセントになり、奥深い味わいが楽しめます。家庭でも手軽に作れる煮物なので、ぜひお試しください。
材料(4人分)
- 鶏モモ肉…2枚
- サトイモ…8個
- キヌサヤ…8枚
- ゴマ油…大さじ1
A
- だし汁…1と1/2カップ
- しょうゆ…大さじ2
- みりん…大さじ2
- 砂糖…大さじ1と1/2
- はちみつ…大さじ1
- 一味唐辛子…少々
作り方
- キヌサヤの下ごしらえ
- キヌサヤは筋を取り除きます。このひと手間で食感が良くなり、仕上がりも美しくなります。
- 鶏肉の準備
- 鶏モモ肉はひと口大に切ります。適度なサイズに切ることで、煮汁がよく染み込み、味がしっかりとつきます。
- サトイモの準備
- サトイモはよく洗い、皮つきのまま半分、または4等分に切ります。
- 鍋にサトイモを入れ、ひたひたまで水を注ぎ、中火にかけます。沸騰したら弱火にし、5〜6分ほど茹でます。
- 茹で上がったら、サトイモを水に取って手で皮をむき、水気を切ります。このように下茹でをすると、煮込んだ際に崩れにくく、ねっとりとした食感が際立ちます。
- 鶏肉を炒める
- フライパンにゴマ油を入れ、中火で熱します。そこに鶏肉を加え、表面の色が変わるまで炒めます。鶏肉の旨味を引き出し、香ばしい風味をプラスします。
- サトイモを加えて炒める
- 鶏肉の色が変わったら、下茹でしたサトイモを加えます。油が全体に馴染むまで炒め、鶏肉とサトイモの旨味がしっかりと絡むようにします。
- 煮汁を加える
- Aの調味料をフライパンに加え、ひと煮立ちさせます。煮立ったら火を弱め、アルミ箔をかぶせて10分ほど煮込みます。
- アルミ箔で落し蓋をすることで、煮汁が具材にしっかりと行き渡り、均一に味が染み込みます。
- 仕上げにキヌサヤを加える
- アルミ箔を外し、火を少し強めます。キヌサヤを加え、はちみつを回しかけて煮汁をからめながら少し煮ます。はちみつの甘みが、全体の味わいにコクを加えます。
- 盛り付け
- 器に盛り付け、仕上げに一味唐辛子をふります。ほんの少しピリッとした辛味が、甘辛い煮汁の味を引き締めます。
美味しく仕上げるポイント
- サトイモの下茹で
- サトイモを皮ごと下茹でしてから皮をむくことで、煮崩れを防ぎ、ねっとりとした食感が際立ちます。また、下茹でをすることでサトイモの独特のぬめりも和らぎ、仕上がりがきれいになります。
- ゴマ油で炒める
- 鶏肉とサトイモをゴマ油で炒めることで、風味が増し、煮込んだ際にも油のコクが煮汁に染み出します。ゴマ油の香ばしさがアクセントになり、シンプルな煮物がぐっと美味しく仕上がります。
- 一味唐辛子のアクセント
- 煮込み料理の最後に一味唐辛子をふることで、少しピリッとした辛味が加わり、甘みのある煮汁と絶妙に調和します。お好みで量を調整して、家族に合わせた辛さを楽しんでください。
アレンジとコツ
- 具材のアレンジ
- このレシピのサトイモは、里芋の季節に旬の美味しさが楽しめますが、代わりにジャガイモやレンコンなどでもアレンジ可能です。それぞれ違った食感が楽しめ、煮物のバリエーションが広がります。
- 食べやすさの工夫
- ひと口サイズの鶏肉にすると、煮汁がよく染み込みやすく、また食べやすさも向上します。小さなお子様がいる場合は、さらに小さくカットすると良いでしょう。
- 彩り豊かなキヌサヤ
- キヌサヤを最後に加えることで、鮮やかな緑色が料理の彩りを引き立てます。食卓に華やかさを添えるとともに、ほのかな甘みとシャキシャキした食感がアクセントになります。
鶏の旨味とサトイモのほっくりとした食感がたまらない「鶏とサトイモの煮っころがし」。家族みんなが喜ぶ一品なので、ぜひ一度試してみてください。