2024年10月10日放送のNHK『あさイチ』で、村上しずかさんが紹介した「ぶどうのブルスケッタ」。甘みと酸味が広がるぶどうを使用した、おしゃれで簡単な前菜です。皮ごと使うことでぶどうの鮮やかな色が引き立ち、見た目にも華やか。カスタードのクリーミーな味わいとレモンの酸味が絶妙に絡み合い、デザート感覚で楽しめる一品に仕上がります。
材料(1人分)
- ぶどう(黒・紫系):5粒
巨峰やピオーネなど、甘味と酸味がバランスよく楽しめる品種がおすすめです。 - A(ぶどうのシロップ)
- グラニュー糖:10g
- レモン汁:適量
- シナモン:少々
- カスタード(既製品):お好みで
- バゲット(厚さ1cm):7枚
作り方
- ぶどうの準備
まず、ぶどうを洗い、皮付きのまま乱切りにします。大きめの果肉が感じられるようにカットすることで、食べたときにぶどうのジューシーさが広がります。 - シロップ作り
ボウルにグラニュー糖10g、レモン汁適量、シナモン少々を入れてよく混ぜ、シロップを作ります。このシロップがぶどうに絡むことで、甘酸っぱいフルーティな風味が増し、風味豊かに仕上がります。 - ぶどうとシロップを絡める
シロップのボウルに乱切りにしたぶどうを入れてよく絡めます。ぶどうにシロップがしっかり絡むように、やさしく混ぜ合わせてください。この際、シロップを混ぜた後のぶどうから果汁が少し出てきますが、その果汁も使うので捨てずに取っておきます。 - バゲットの準備
バゲットを1cmの厚さにスライスし、好みの量でカスタードを塗ります。バゲット全体に均一に塗ることで、ぶどうのジューシーさとカスタードのクリーミーさが絶妙に調和します。 - ぶどうをトッピング
カスタードを塗ったバゲットの上に、シロップで和えたぶどうを均等に乗せます。このとき、ぶどうから出た果汁を全体にかけるとさらに風味が豊かになります。 - 焼き上げ
トースターでバゲットの端に少し焦げ目が付くくらい焼き上げます。焦げ目がつくことで香ばしさが増し、ぶどうの甘酸っぱさとカスタードの味わいが一層引き立ちます。
美味しく作るためのポイント
- ぶどうは皮付きで使用
ぶどうの皮は彩りが鮮やかで、食感のアクセントにもなります。果汁も逃がさず、濃厚な風味を味わえます。 - シロップにはレモンとシナモンをプラス
レモン汁の酸味がぶどうの甘さを引き立て、シナモンが香ばしい風味を添えます。特にシナモンは少量でも香りが強いため、ほんの少し振り入れるだけで十分です。 - 焼き上げ時の温度管理
バゲットに焦げ目がつくまで焼くのがポイント。焦げ目がつくことで香ばしさが増し、食感もカリッとして美味しく仕上がります。焦げやすいので焼き加減に注意し、焼き過ぎないように気を付けましょう。 - 甘さ控えめにしたい場合
グラニュー糖の量を調整するか、ぶどうの種類を甘みの強いものから酸味が強いものに変更しても良いです。ディナーのおつまみにもぴったりです。
アレンジや楽しみ方
- ワインと合わせる
ぶどうの甘酸っぱさとバゲットの香ばしさは、白ワインやスパークリングワインと相性抜群。チーズを少し加えても、おつまみとして楽しめます。 - カスタードをクリームチーズに変更
カスタードの代わりにクリームチーズを使うと、また違った濃厚な味わいが楽しめます。おもてなしの前菜としてもおすすめです。
見た目も華やかで、誰でも簡単に作れる「ぶどうのブルスケッタ」。秋の味覚のぶどうを使い、前菜からデザート感覚まで幅広く楽しめる一品です。トーストされたバゲットと甘酸っぱいぶどうが織りなす絶妙なハーモニーを、ぜひお試しください。