2024年11月8日放送の【キューピー3分クッキング】でワタナベマキさんが紹介した「鶏手羽元のビール煮」は、ビールのほのかな苦味と鶏肉の旨みが絶妙にマッチした一品です。玉ねぎとセロリの香りが引き立ち、ミニトマトの酸味が加わることでバランスの取れた味わいに仕上がります。
パンを添えて、煮汁をディップしながら食べるとさらに美味しさが際立ちます。また、ビールを黒ビールに変えると、より深みのある味わいが楽しめます。
材料(2人分)
- 鶏手羽元:8本(450g)
- 玉ねぎ:1/2個(100g)
- セロリ:1/2本(50g)
- ミニトマト:8個(120g)
- にんにく:1かけ
- ビール:1カップ
- ローリエ:1枚
- セロリの葉:3枚(3g)
- しょうゆ:小さじ1
- 粗びき黒こしょう:少々
- パセリのみじん切り:少々
- 塩:適量
- オリーブ油:小さじ2
- バター:10g(分量を分けて使用)
作り方
- 鶏手羽元の下ごしらえ
鍋に熱湯を沸かし、鶏手羽元を入れます。再沸騰したらザルに上げ、水気をしっかりとふき取ります。これにより、鶏肉の臭みや余分な脂が落ち、料理全体の仕上がりがさっぱりとします。 - 野菜の準備
玉ねぎとセロリを粗みじん切りにし、ミニトマトは横半分にカットします。にんにくは軽くつぶして香りを引き出しやすくします。 - 鶏肉を焼く
鍋にオリーブ油小さじ2とバター5gを入れ、つぶしたにんにくも加えて中火で加熱します。にんにくの香りが立ってきたら、鶏手羽元を並べ入れ、表面に焼き色がつくまで焼きます。ここで焼き色をしっかりつけることで、鶏肉の旨みが引き立ちます。 - 調味と炒め
鶏肉に焼き色がついたら、塩小さじ1/2をふり、玉ねぎとセロリを加えます。玉ねぎが透明になるまで炒め、野菜の甘みと香りを引き出します。 - ビールで煮込む
鶏肉と野菜がよく混ざったら、ビールを1カップ加え、ローリエとセロリの葉も一緒に入れます。ビールが煮立ってアクが浮いてきたら、丁寧にアクを取って、仕上がりを美しくしましょう。 - 仕上げの煮込み
ミニトマトとしょうゆを加え、鍋にふたをして弱めの中火で15分ほど煮込みます。この間、鶏肉が柔らかくなり、野菜やビールの風味が染み込んでいきます。 - 味を調える
煮込みが終わったら火を止め、残りのバター5gと塩少々を加えて味を整えます。バターを加えることでコクが増し、全体がまろやかに仕上がります。最後にローリエとセロリの葉を取り除きましょう。 - 仕上げと盛り付け
お皿に盛り付け、食べる直前に粗びき黒こしょうとみじん切りにしたパセリを振りかけて完成です。パンを添えると、煮汁と一緒に楽しめる一品になります。
美味しく仕上げるポイント
- 鶏手羽元の下茹で:最初に下茹ですることで、臭みを取り除き、肉がふっくらと柔らかくなります。軽く水気をふき取ることで、調理中の油はねも防ぎます。
- ビールの選び方:通常のビールでも美味しいですが、黒ビールを使うとより濃厚な風味が楽しめます。ビールの苦みが気になる場合は、甘口の黒ビールを選ぶとマイルドな仕上がりになります。
- バターのタイミング:最後にバターを加えることでコクがアップします。少量でも風味が豊かになるので、ぜひ省かずに加えてください。
おすすめの楽しみ方
パンを添えて煮汁をディップするのが特におすすめです。